読書
読了しました。やっぱりこれはアレキサンダー関連図書として良書のような気がします。末尾の方の「アレクサンダー伝説」の項を読んで偽カリステネスの「マケドニア人アレクサンドロスの生涯」を起源として世界各地に広まってその地方・文化の独特の幻想、奇…
これは良い本ですねぇ。とはいえ他にアレキサンダーを扱った専門書を読んだことはないので、先日読んだ「世界の戦争(7)ナポレオンの戦争」との比較になりますが、変化球的な独自の視点からの論文集ではなくて時系列に沿った直球の歴史書なので分かりやす…
「ナポレオンの戦争」は読了して今度は「アレキサンダーの戦争」
読んでます。ヒトラーというとナポレオンを連想するのは両者ともロシアに手を出して無残にも敗退したからでしょうかねぇ。ヒトラーは共産主義を憎んだと同時にナポレオンを越えようと思っていたに違いありませんね。 ロシアやソビエトという国家にと言うより…
この連休で読了しました。 戦争目的と様態の変遷、第一次大戦から第二次大戦、太平洋戦争、両大戦での特徴的な新兵器、戦争裁判までを340ページほどで扱っているのでそれぞれが概要概観のようになっていて物足りない気もしますが、第一次大戦が分かると第二…
エンダー・シリーズもバトルスクールが絡まないとあまり興味が持てません。昔「死者の代弁者」を読んだ時にも印象には残りましたが読み続けるのに努力が必要だったような気がします。「ゼノサイド」は冒頭の板目をたどる強迫神経症のような少女の記述で読む…
読了しました。別の現実を見せてくれるアイテムを作る男と別の現実があることに気づいた女が一緒になると・・・物語が終わった後で読者がそういう流れを予想するのは必然ですね。「老人と宇宙」の作者でしたっけ「高い城の男」の続編を書いただったか書こう…
読み始めました。ディックもコレクターだったんですかねぇ、短篇集の「パーキー・パットの日々」でもコレクターたちを描いてましたが。 そしてやはり本物と偽物に対するこだわり。史実性という骨董の無形の価値で言うならば、同じ型のライターなのに一方は著…
読了しました。インドがビルマ、タイと開戦したというのに結構地味でした(^^;)そもそもエンダーのシリーズは心理的な駆け引きを主に描いているので仕方ないことでしょうか・・・なんだか物足りないんですよねぇ。
読了しました。いよいよ最終節です。最後のローマ人、スティリコ・・・そしてローマ劫掠。 これが群集心理というものなのか、スティリコを拒絶・排除して自滅していったローマ元老院や皇帝ホノリウスの宮廷のしたことは個々人のしでかす過ちよりも意志の表明…
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読了しました。 現実、と思っている世界に別の現実からのサインが届いているというのは宗教的な啓示になぞらえられるんですね。
これは早川書房のSF全集版で一度読んでいます。大瀧啓裕の解説が素晴らしいw 大瀧啓裕といえば・・・始末屋ジャック・・・続編が翻訳されませんねぇ。あまり売れなくて切られたか、それとも「ナイトワールド」に繋がるはずの続編は二番煎じに感じられて翻訳…
読了しました。非常に面白かったです。感動があります。 時代小説はほとんど読んだことはないですがディテールの丹念な積み重ねにリアリティを感じます。それにマルドゥック・シティの創造者が描いたにしては実に陽性の作品で(^^;)善良で誠実な人間ばかり出…
派手な面白みはないのに冒頭から引き込まれてます。青年コミックでも読んでるようなデジャヴと共に。あぁそうだ、人物描写が結構ありがちな漫画的なんですよ。でも嫌味は感じないんです。 何故、渋川春海?と思ったんですが、算術、囲碁・・・ときて成る程、…
読了して「天地明察」読んでます。 早川書房のインタビューで冲方丁が、作品を映画公開に合わせて新規層に売るには・・・帯を変えただけじゃダメだの、旧版の挿絵ではダメだのマーケティングについて語っていて違和感が(^_^;)まるで出版社側の担当みたいなこ…
読んでます。しばしば英語(カタカナ表記だけど)で韻を踏む遊びを登場人物たちが行なっているのは、設定として英語圏が舞台なんだと気づかせてくれる仕掛けだとは思いますが、少々鼻につきます。 日本で言えば何かと故事ことわざ、四文字熟語を使いたがるよ…
読了しました。2度ほど不覚にも涙腺が緩んでしまった所がありました(^^;) 「最後の星戦」と同じ出来事を別の視点から描いたものですが、そういう手法は失敗すればつまらないものになるでしょうが「エンダーズ・シャドウ」という成功例もあったのであまり心配…
読了して「ゾーイの物語」の半ばにさしかかってます。「最後の星戦」面白かったです。そして「ゾーイの物語」も面白い。サヴィトリ最高wヒッコリー、ディッコリー可愛いwこのシリーズは1-3までの邦題はセンスを疑うクソなもので少なくとも「遠すぎた星」「…
「遠すぎた星」読了して「最後の星戦」読み始めてます。原題は「Last Colony」
もう終わりの方なんですけど、私は前作よりこちらの方が面白く感じてます。 で、何で邦題が「遠すぎた橋」のパロディらしき「遠すぎた星」なのか・・・後半の降下作戦が失敗したのを受けてなのかな?と思いますけど・・・気に食わないなぁ(^^;)
読み始めてます。これ原題はThe Ghost Brigadesですがそのまま「幽霊部隊」じゃダメなのかな?「遠すぎた星」なんてまるで戦争映画の「遠すぎた橋」のような・・・「老人と宇宙」も「老人と海」のパロディみたいで気に食わなかったんですが、狙ってやってま…
「パーキー・パットの日々」ハヤカワ文庫SF版ディック傑作集 表題作も面白かったです。手作りのバービー人形とモノポリーを組み合わせたようなゲームが非常に魅力的に思えてコレクターっぽい気質の人が多い現代日本でも受けそうな話でした。ディック傑作集〈…
読み始めました。「変種第二号」「報酬」傑作ですねぇ。玉石混交と言われますがこれらは玉ですねぇ。
読了しました。面白くはなかったけど、何とか読めました。
メンヘラカップルに興味は持てない^^; あまり面白く無いので途中で解説を読んだら、SFと通常文学の橋渡しを目論んだ作品であると・・・おもしろくないわけだw 精神分裂の病歴のあるエキセントリックな黒髪の少女の尻を追いかける主人公、ですがこの主人公の…
読了しました。何というかシンプルに主人公が功績を上げて昇進していく話でした。「ホーンブロワー」シリーズっぽいですね。読みやすかったです。特に深みはないですけど、コンスー族関連に異文化理解の難しさ、面白さというのがありました。
老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)作者: ジョンスコルジー,John Scalzi,内田昌之出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/02/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (117件) を見る原題は「OLD MAN'S WAR」なんですね。ずばり「老人…
へー、池澤春菜が寄稿してるんですね。SF好きのようですね。初めて知りました。「渋ちゅ」の頃のカレー好きのお嬢様という印象しかなかったので(^^;) 10月号の「ミリタリーSF特集」のジョン・G・ヘムリイ「亀裂」は最後まで興味を持って読みました。ミリタリ…
読了しました。3冊目から俄然面白くなりました。状況的には09メンバーが悲惨なことになっていくんですけど。 「マルドゥック・スクランブル」のボイルドの「ウフコック装填しろ」というセリフは私には唐突に感じられたんですけど、この作品で補完された気が…