読了して「天地明察」読んでます。
早川書房のインタビューで冲方丁が、作品を映画公開に合わせて新規層に売るには・・・帯を変えただけじゃダメだの、旧版の挿絵ではダメだのマーケティングについて語っていて違和感が(^_^;)まるで出版社側の担当みたいなこと言ってます。
別に言ってもいいし、今時当然という気もしますが・・・なんとなく作家というのは売り方についてはお任せしますみたいな、遠慮、敬遠もしくはそんな俗事は勝手にやってくれという意味のことをやんわりとほのめかすものだという先入観があったのでｗ
旧版、改訂新版に完全版かぁ。「雪風」もそうではあったし昔からも作家が自分の出版済みの作品に手を加えるというのはあることだけど・・・上の対談内容も考え合わせると「完全版商法」という単語を思いついてしまう・・・。
まぁ面白いんですけどね。「アノニマス」にも期待してますし。
