20240309
Amazon でライトブラウンのKar98Kを7870円で注文しました。
Light Brownでも安いからいいかなと 03/04注文、03/09到着しました。国内配達は佐川急便。梱包は一番外側は黒いビニール袋で配送先ラベルが貼られていました。その中に箱が入っていたんですが・・・「龑虎 YAN HU」のロゴが。
「龑虎 YAN HU」のロゴ あれ?本当にYanHu製?安いから絶対コピー品だと思ってたんですけど・・・
それより・・・この箱には別の配送先と宛先の個人名が印字された佐川急便のラベルが貼られてたんですけど?(^^;)
最初、以前に別の客から注文を受けて届けたものが返品されて、そのまま私の注文に応じて発送されたのか・・・それとも、まだ中国国内に留まっているうちに注文キャンセルがあったものがそのまま私宛に発送されたのか・・・と思ったんですが、発送日が「2024/03/04」で外側の黒いビニール袋に貼られていた私宛のラベルの発送日も「2024/03/04」だったので・・・???
どういうこと?と思いながら、箱を開けると・・・
これDark Brownなのでは? 「君、なんか商品説明の写真と色が違ってない?」
まあ、注文と違うものが届くのは中華業者にありがちだし、こういう色の違いもよくあるし・・・この色の間違いはむしろ歓迎ですし?
内容物は、ストック、機関部、ボルト、その他外装パーツ、樹脂製カートリッジx5個、クリップ、太いピン、ネジx2本、六角レンチ、長い木の棒、マイクロダーツx48個。それと謎のミニボトルでした。商品説明の写真にあったアイウェア は無かったです。説明書もありませんでした。ミニボトルは潤滑油かな?
組み立ては難しくは無かったですが、「World of Gus」を見ながら組み立てました。
ただ機関部がストックに入りにくくて、機関部の下部の前の方の角を若干削り落としました。もともと角が斜めになっていたのでここを犠牲にして入れるのは正解でしょう。
「Front and Lower Band Spring」という細長いパーツの組み込み方も「World of Gus」を見て見当をつけました。
「Front and Lower Band Spring」 最後に太いピンを差し込みましたが、これは途中までにしておきました。2本のネジもまだ締めてません。もしかしたらストックから外したくなるかも知れないので。
ボルト
ボルトですが・・・「K31」と互換性はありませんでした。残念。「K98K」の方にはセーフティー があって後端の仕組みが複雑。ただ、最初バリが酷くて動きが渋かったので念入りにバリを削って注油してます。
バリは全体的に「K31」より酷かったです。
「Swiss K31」のボルトと並べて較べてみると、基本の構造は一緒ですが、非互換の部分が多い事が分かりました。実際に「K31」と「K98K」お互いのボルトを交換して入れてみようとしましたが入りませんでした。
ボルト前端をリング部分で合わせて比較 ダミーのエキストラク ターの長さ、幅、先端形状も違います。
前から見ると 前端部分は、カートリッジの直径が違うので非互換部分が多い。エキストラク ター(爪)とイジェクターが見えてますが、「K98K」のイジェクターにはスプリングが入ってません。ボルトを引いて後退させたときにボルトストップ・カバーの内側の突起がイジェクターを後ろから押す形になってます。
「K31」では樹脂製ノズルにゴムパッキンが被さってましたが「K98K」にはなくて、樹脂製ノズルそのままでした。
代わりにカートリッジの後端にゴムパッキンがありますね。
ボルト下側 分解してみないと分かりませんが、シリンダーから押し出されるエアの量が違うかも知れませんね。ピストンの長さやスプリングの太さ(線径)も違うかも。
「K31」にあったような、ボルトを前後可動させるのに最適な回転角度のシビアな制限みたいなものはないですね。適当にボルトを引いてもちゃんと引けるのでいいかも。
「K98K」に慣れた人が「K31」のボルトを引くと違和感が大きいかもですね。
「K31」は何であんなにシビアなんだろう?実銃の方はボルトを回転させる必要がないので余計に奇妙ですよね。
カートリッジ
「K31」と「K98K」のカートリッジは長さも外径も違いました。
「K31」のカートリッジ 先端の内径:7.0mm、後端の内径:7.0mm、先端の外径:8.0mm、後端の外径:9.9mm、長さ:36.3mm
「K98K」のカートリッジ 先端の内径:7.0mm、後端(パッキン)の内径:4.0mm、先端の外径:8.6-9.4mm、後端の外径:11.7mm、長さ:77.0mm
「K31」のカートリッジにはパッキンは付いてないです。
付属のマイクロダーツ
また、マイクロダーツですが、一見、普通の赤い弾頭の底面が先日のモーゼル ・ピストルに付属していたのと同じで単純な切れ目とプライマーを模したモールドしか無く、しかもプライマーのモールドもあったり無かったりで質が落ちてるような気がします。これがいま普及しているものなんでしょうか。まあちゃんと飛べばいいですけど。
「K31」「K98K」のカートリッジに詰めた感じでは緩くはなく、むしろキツめでした。
実際の飛び方はどうかな?
付属の赤弾頭のマイクロダーツは割りとキツイのでカートリッジの先端に弾頭が隠れる程度。後端のパッキンの内径が4mmしかないので先込めになります。
赤弾頭マイクロダーツ 20.4-34.7m/s
とバラツキが大きかったです。
最近、お気に入りの白弾頭は・・・カートリッジに対してちょっと緩くて上と同様にカートリッジ先端に詰めているとボルトでチャンバーに押し込んだ衝撃でカートリッジから弾ポロすることが何度もありました。ひとつマガジンフォロワーの下側に入り込んでしまい、なかなか取れないでいます。
そこで白弾頭はカートリッジの奥の方にロッドで押し込みました。
白弾頭マイクロダーツ 33.8-46.3m/s
やはり、可能であれば奥に押し込んで後ろ込めに近い状態にしてやる方が良さそうです。
そこで赤弾頭も・・・結構きつくて発射できるか心配でしたが
赤弾頭マイクロダーツ 34.6-52.5m/s 赤弾頭マイクロダーツ 34.6-52.5m/s
これも50m/s近辺出ますね。これで弾道が素直であれば嬉しいのですが。
あ、撃っていたらカートリッジの排莢と一緒にマガジンフォロワーの下に入り込んでいた白弾頭ダーツが飛び出しましたw良かったw
20240310
アッパーレシーバーのバレルとチャンバー周りを分解しました。
アルミのインナーバレルとゴムのチャンバーパッキンがありました。
インナーバレル 内径:7.6mm、外径:9.4mm、長さ:300mm、パッキン部分の直径:8.6mm、長さ:11mm
パッキン 内径:8.6mm、外径:13.0mm
あ、パッキンの長さを採寸し忘れました。多分、約:15mmくらいでした。インナーバレルにはチャンバー方向からまずパッキンが嵌っている部分があって長さ11mmほど直径8.6mmに削られてます。そこから12mmのところに溝があります。幅:約3.5mm、深さ:約0.7mmでした。
パッキンはただのニトリ ルゴム?の筒でした。チャンバーの突き当りからカートリッジの先端が出てきて4mmくらい?パッキンに入り込んでインナーバレルと接続される形。「K31」は何故この形にならなかったのかな?
チャンバーの先から出ているカートリッジ先端とインナーバレル+パッキンの位置関係 パッキンはゴムの筒 こんな感じ 「K31」もチャンバーやアウターバレルの固定方式など「K98K」にほぼ似ている構造なんですけど、チャンバーの中にインナーバレルの端が入り込んでいてカートリッジの先端と直に接触 する形なんですよね。インナーバレルの端は面取りされていたようですが、カートリッジの先端が入り込むような形ではなく、端と端がぶつかり合う感じでした。
ちなみに組み立て直すとき、ロワーレシーバーを外しておいてアッパーレシーバーから組み立てる方が簡単でした。昨日、箱から出したときにストックにロワーレシーバーが嵌っていたのでそのままアッパーレシーバーを組んだんですが、バネで動くフォロワーが邪魔でした。
年度末だからか、複数の出品者が値下げ合戦してるみたいですね。私が買ったときより値下げしてるorz
それでもDark Brownはまだ8000円以上してますね。ヨシヨシw
あ、そうだ、商品説明にはアウターバレルが金属バレルのような書き方がされてますが、樹脂製でした。
20240312
アウターバレルはインナーバレルよりも22cm以上長いようです。あまり良い影響はないかも。
ボルトを分解してみようとしていじくったんですけど、謎がいくつか。
ひとつがセーフティー 。実銃では左から右にレバーを起こして完全に倒せるみたいなんですけど、このトイガン では60度くらいしか起こせないです。それでもボルトを回せなくなるし、コッキング状態ではトリガーを引けなくなるのでちゃんと機能してます。
もうひとつが一番後端のコッキング・ピース。実銃では発射時にファイヤリング・ピンと一緒に前進するパーツですが、このトイガン ではセーフティー ・レバーを起こすと前進します。中心のダミーのファイヤリング・ピンの後端が突き出た状態になります。ただ、動きというか前進量が中途半端で指で押すとしっかり前進します。
多分、セーフティー ・レバーの回転が中途半端なのでコッキング・ピースの動きも中途半端なんだと思います。
コッキングピースを外すと 180度回りそうで回らないセーフティー ・レバー コッキング・ピースはピンを抜くとバネと一緒に外れます。回転可能なボルトスリーブが、見えてる2つの半円状の突起でボルト本体と固定されてるみたい。これを両側から押すと抜けそうなんですけど・・・楽に外せそうな工具の持ち合わせがないので、治具 を作ろうかと思案中です。
でも、中身に興味はあるけど外して部品なくしたり不具合を起こしたりするの嫌なのでちょっと躊躇してます。なんか真鍮のボールみたいなパーツとか見えてるんですけど、失くしそうな予感が・・・こういう悪い予感はよく当たるんですよ(^^;)
20240313
困ったときの「くろねこYZトイガン Channel」さん(^^;)
VIDEO youtu.be
やっぱり、既存のエアガンのコピーのコピーなんでしょうね、そっくりな部分が多いです。ボルトはYANHUのトイガン はちょっと分解しにくい方向に独自性出してるみたい(^^;)
実銃もボルトスリーブはファイヤリング・ピンごとネジのように回すことで抜けるんですけど、トイガン は嵌め込みみたいです。
ボルトスリーブとダミーのファイヤリング・ピンは抜けました。
またしてもというか、WICKの10mm用カートリッジ、樹脂製のものを使いました。例の2つの半円状の突起に被せるようにして押すとボルトスリーブを抜くことができます。
ダミーのファイヤリング・ピンは貫通ピンで固定されてるのでピンを抜く、と・・・この先が分かりません(^^;)
貫通してない謎のピン、はとりあえず無視するとして・・・多分、凸部分を嵌ってる部分から浮かして左側に回すんじゃないかなとは思うんですが、力任せにやってもいいものかどうか・・・?
謎のピン、反対側には貫通してなかったですけどダミーのファイアリング・ピンが入っていた穴の内側にはピンの頭があるようです。これ抜かないと外せないですね。
抜くんじゃなくて逆に叩き込んだらスプリングガイドが飛び出ました(^^;)マジ注意w
左からボルト・シリンダー、ボルト・スリーブ、コッキングピース+ファイヤリング・ピン コッキングピースのバネがよじれてました。最初に分解したときには問題なかったので、組み立て後によじれたんだと思います。何とか伸ばそうとしたんですけど歪になったのでサイズの似たバネを注文しました。
セーフティー ・レバーが中途半端にしか動かないのはコッキングピースにある切り欠きのせいだと分かりました。実銃のように180度開かないのはこのトイガン の仕様のようです。
ピストンにはグリス塗られてました コッキングピース・スプリング 線径:0.5mm、外径:6.7-7.0mm、長さ:30-35mm
ピストンカップ 最大直径 17.2-17.4mm
ピストン 胴基本直径:15.9-16.0mm、リブ1:17.4mm、リブ2:17.5mm
メインスプリング 線径:1.1mm、外径:13.0-13.1mm、内径:10.6-10.8mm、長さ:148-150mm
メインスプリングガイド 直径9.9mm、長さ:53-53.6mm
グリスを塗り直して少しバリ取りして組み立て直して動作確認、問題なし。
メインスプリングガイドを止めていたピン、内側から外に押し戻すのに長くて先細の平型ペンチかヤットコがあると少し楽になりそうだったのでAmazon で注文しておきました。今回はラジオペンチで少し戻したあとで精密ドライバーとボルトスリーブを止めていたピンを利用して何とか戻しました。
メインスプリングは「K31」より少し強めでした。
組み立て後の動作確認で初速測定
赤弾頭マイクロダーツ 43.7-50.2m/s、平均 46.42m/s
赤弾頭マイクロダーツ 変化はないですが、たまたまか、30m/s台が無かったので平均が高めになりました。
ついでにゲルボール。「アカテナ 2.5」ですが、昨日「ZP-5」で撃ったときにパッキンに嵌らないほど小粒なものが多かったので2-3時間ほど再度給水したものです。
ゲルボール「アカテナ 2.5」 47.3-58.7m/s、平均:54.28m/s
ゲルボール「アカテナ 2.5」 ゲルボールの直径が昨日より大きくなったせいか、ゲルボールとしては初速が大幅アップしました。
給水時の水に食器用洗剤を一滴入れたのも効いてるかも。
6発撃って明らかにひし形に当たったのが2/6、他もすべて金属製ターゲットのどこかには当たっているので、先日比較したときより弾道あるいは集弾が良くなってます。
気密と潤滑とが良くなってるということかな?
20240318 金属製カートリッジと樹脂製カートリッジ
AliExpressで注文した金属製カートリッジが届きました。3/11注文、3/18到着。国内配達はヤマト運輸 。梱包は、今回他の品物との一括配送扱いで、グレーのビニール袋に入ってましたが、個々の商品の梱包としてはクッション付き封筒にプチプチシートにぐるぐる巻きの状態で入ってました。「PLAYFUL BAG Store」というストア。
金属製カートリッジ 5x2 カートリッジ10個とクリップ2個です。追跡可能な配送方法にしたので送料込みで3790円でした。高いですけど、Amazon だと5個とクリップ1個で2400円だったのでそれと比べればまだ安いです。
実物はちょっと赤みが強いオレンジがかった金色でした。
また本体付属の樹脂製カートリッジと違い、先端から10mmほどのところまでが内径:約7.2mm、そこから下が内径:約6.6mmと狭くなってました。Amazon で扱ってるのもそうなのかな?これだとマイクロダーツは先込めしかできないですね。
ゲルボールとZP-5コピーのリボルバー に付属していた8mmの「软胶球」(軟質ゴムボール)(実測では約7mm)も先込めで発射できました。
樹脂製カートリッジより重くて排莢時に遠くへ飛ばないので扱いやすいです。ちょっと太めかな、インターナルクリップ・マガジンへの5発装填はかなりキツキツでした。
樹脂製カートリッジもスモーククリアタイプのもので赤いゴムボールが付属しているものがあったので購入しました。これも「PLAYFUL BAG Store」というストアだったんですが、金属製カートリッジとは別の日に注文しました。これもクッション付き封筒に入っていました。3/10注文、3/18到着。これはもともと送料無料で追跡可能な配送方法でした。カーリッジx10個、赤いゴム弾x200 個(数えてないけど)で1597円でした。
スモーククリアタイプの樹脂製カートリッジ+赤いゴム弾 赤いゴム弾は直径約6.8mmで黄色い「软胶球」よりちょっと硬くて成型の質が若干、ほんの若干、良いように見えます。
このスモーククリアタイプの樹脂製カートリッジにはクリップは付属していませんでした。ゴムパッキンが装着されていない状態でカーリッジと同じ袋に入っていて自分で嵌め込む必要がありました。
内部には上の金属製カートリッジのような内径の変化はなく、付属の不透明な樹脂製カーリッジとほぼ同じ寸法のようです。若干短いかも。0.1mm短いようです。誤差の範囲でしょう。
装填&排莢、いまのところ問題ないと思います。
赤いゴム弾、金属製カートリッジに先込めして初速測定、5発。
赤いゴム弾(6-8mm) 10.8-38.1m/s
ゴム弾の大きさのバラツキがひどすぎて(^^;)きつくハマったものは初速高めなので、気にする方は選別して使う方がいいかもしれないですね。歪で向きにもよるので、選別はちょっと面倒かも。
赤いゴム弾、本体付属の不透明な樹脂製カートリッジに先込めして初速測定、5発。樹脂製カートリッジに対してかなりきつくて奥に突っ込むことができませんでした。
赤いゴム弾(6-8mm) 38.2-49.2m/s
先込めでも初速は高めですね。
赤いゴム弾、スモーククリアの樹脂製カートリッジに先込めして初速測定、5発。
赤いゴム弾(6-8mm) 35.7-42.0m/s
付属の樹脂製カートリッジより若干キツさは少なかったので、初速の若干の低下。
いまのところ、赤いゴム弾(6-8mm)の初速は本体付属の不透明な樹脂製カートリッジがいちばん高めのようです。
ちなみに「软胶球」の袋入の黄色いゴムボールは蛍光色でUVライトで黄色く光ります。赤いゴム弾の方は蛍光色ではなくUVライトで光りません。残念。