Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

映画「アルキメデスの大戦」 更新:20240415

Amazonプライムビデオで視聴しました。

冒頭の戦艦大和最後の出撃と沈没シーン、それから平山中将の役柄、演じた役者の田中泯がすごく良かったです。

正直、新造戦艦建造費の不正を暴くという、主人公たちが課されたテーマにはあまり共感できなかったです。大和型戦艦なのは分かっていたし・・・そりゃ不正だろうがなんだろうが作ってほしいという・・・判官びいきのような感情が(^^;)

それと、かわぐちかいじの「ジパング」でも戦艦大和が派手に沈むことが日本を真の滅亡から救うことになる、みたいな扱いだったと記憶してますが、身代わりとか依代とかあまり共感できないです。

主人公の、美しいものは測らずにはいられない、というのにはちょっと共感しましたけど(^^;)

採寸ありきw

20240415

戦艦大和の戦闘シーンでは、特にポンポン砲?高射砲のディテールが良かったですね。薬莢がタレットの下側に落ちてたまっていくカットがありましたが、結構重みがありそうだったんですけど、あれは小道具として実物が作られたのかCGなのか分かりませんけど。

大型戦艦に対する、爆撃機攻撃機の飽和攻撃の有効性・・・

最近のウクライナ戦争で、ロシアのミサイル巡洋艦が水上ドローンの攻撃で複数沈められてますね。CIWSがあっても十数隻の小型自爆ドローンの飽和攻撃には対処が難しかったんでしょう。乗員も小銃で迎撃しようとしてましたね。

将来的には軍艦も複数の小型迎撃ドローンに守られる形になるんじゃないでしょうか。19世紀はじめに小型の高速水雷艇を破壊するため小型で高速の駆逐艦が誕生しましたが、駆逐というのは水雷艇を駆逐する者(デストロイヤー)という意味だったらしいので、同様に小型で小廻りの利くAI制御の空中や水上、水中を小型ドローン群が軍艦の周囲をカバーすることになるんじゃないでしょうか。

武器は小口径高速弾や近接信管付きのフラググレネード(榴弾)を使うことになるのかな。