「パーキー・パットの日々」ハヤカワ文庫SF版ディック傑作集<1>
表題作も面白かったです。手作りのバービー人形とモノポリーを組み合わせたようなゲームが非常に魅力的に思えてコレクターっぽい気質の人が多い現代日本でも受けそうな話でした。
ディック傑作集〈1〉パーキー・パットの日々 (ハヤカワ文庫SF)
- 作者: フィリップ・K.ディック,浅倉久志他
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1991/01/01
- メディア: 文庫
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「ウォー・ゲーム」ちくま文庫版ディック短編集
「自動砲」はクラークの「太陽系最後の日」のアンチみたいでした。「ジョンの世界」はなんと「変種第二号」の続編のような作品で思わぬ収穫でした。巻末の解説にもあるようにまるで「ターミネーター」の原作。
ところで私の精神状態というか気分のせいもあるんでしょうが、ディックの短編はどれも低予算でも面白いドラマにぴったりだなと感じて情景が眼に浮かぶようでした。
フィリップ・K・ディック短篇集〈2〉ウォー・ゲーム (ちくま文庫)
- 作者: フィリップ・K.ディック,Philip K. Dick,仁賀克雄
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1992/09
- メディア: 文庫
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