Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

トイガン「電動中華ナーフ FEVER SHOOT P90电动软弾枪(P90電動軟弾銃)」 発射レート約14rps 更新:20240413

20240402

「電動中華ナーフ FEVER SHOOT P90」

商品説明にちょっと気になる部分があって興味を惹かれて買ってみました。

商品説明

【高速連発】距離射撃を突破し、長距離射程10-15メートルの範囲、強力な動力、長距離射撃で簡単に目標に当たる
【新アップグレード高速モータ】カーボンブラシモータは同業者の普通のブラシモータより寿命が長く、速度が速く、よりスムーズで、動力が澎湃し、効率的に省エネ、低消費電力

ホントかな?でも今更、本家の電動ナーフと同程度なわけも無かろう?と・・・

実は、AUGタイプの方がすごく気になりました。ブルパップ方式でマガジンがトリガより後ろだけど射出がフライホイール式なら、マガジンのすぐ前にフライホイールがあって射出するわけだからマズルまで相当距離があるはず。

ナーフってやっぱりバレルが長いと悪影響の方が強そうなんで・・・その辺、予想通りに性能が低いのかそれとも長いバレルで良い影響が、特に弾道に、あるのかどうか・・・気になりました。


AUGにしようか、でもメカデザイン的にはP90っぽいのが捨てがたい・・・ブルパップ方式ではないけどバカ長いバレルがあるから同じことかも知れない、ということでP90っぽいのにしました(^^;)

さっき届いたんですが、まあ箱ごと軽い(^^;)

フレームから延長バレルまで何から何まで薄い(^^;)ジャムったときにダーツを排出するウィンドウの蓋がなかなか開かない(^^;)電池ボックスは電池の向きをうまく按配しないと蓋が閉まらん(^^;)

電池は「XQ Li-ion 20230924 7.4V 14500/500mAh 9A」となっています。初回充電は約1時間でした。

マガジンは12発入るらしい表記がありますが、付属のナーフエリート互換の吸盤弾が10個入り袋x2の20発だったので10発装填しました。

狙うのは約4m先の35x35cmのおもちゃのアーチェリーの的。アクセラレータースイッチを引きながらトリガーを引くとデデデデデ!と10発一瞬で撃ち切りました。「SWジン・アーソ・ブラスター」や「ウルトラAMP」と違ってフルオートでした。

4mだとほぼ水平で集弾性も良い感じ。フロントサイトよりかなり下に着弾するのでフロントサイトの基部に合わせました。

ホースで勢いよく水を撒く感覚に近いと思いました。


長過ぎる延長バレルを外して、弾速計で測ると初速は20-30m/s、発射レートは14.1-14.3rpsでした。

発射レートはCYMAのM14に9.6Vのニッケル水素電池を使ったのとほぼ同じ。

これは大容量マガジンが欲しくなります。中華の電動ナーフは初めてなので、こんなに初速と発射レートが高いとは知りませんでした。侮りがたしw

商品名にマニュアルプルボルトとかあるから、電動なのか手動なのか・・・質問に答えてくれた人がいましたけどそれでも半信半疑でした(^^;)


梱包は商品名など記載された茶色い段ボール箱でした。内容物は、本体、マガジン、延長バレル(2段)、キャリングハンドル、Li-ion電池(SM-4Pコネクタ)、USB式充電器、チープなドットサイト、ドライバー、吸盤ダーツ(ナーフ・エリートダーツ互換)x20。

説明書は無し。箱の裏側に写真付き中文説明があります。

箱表
箱裏
箱内部
電池と充電器
弾速測定


延長バレルの長さ約28cm、延長バレルを装着したときの全長約78cm。

延長バレルはただはめ込むだけですが、内側を見ると本体のマズルと向きを合わせた方がいいかもしれません。上下が若干狭い。

マガジンのダーツを撃ちきらずに途中で止めるとフライホイールとマガジンリップのせいで、ダメージを受けるので指切りなどで止めずに撃ち切る方がダーツには優しいかも。

20240403

Amazonマケプレ販売されていた18発装填できる安価な大容量マガジン、無加工で使えました。横幅と厚みがちょっとキツイですが、ブラスター本体内側の突起の縁を削ってやりました。ここは多分、マガジン抜き差ししているうちに自然に削れそうだからこういう加工も必要ないかも知れません。

取外し可能なキャリングハンドル、無い方が近距離では狙いを付けやすそうだから外そうかと思いましたが、互換マガジンの抜き差しのときはあった方がいいような気がします。これある方が力をかけやすいかも。


と思ったけど・・・無くてもバツバツン抜き差しできますね。

マガジンは挿入口にAKのマガジンみたいに斜めにしてつっ込んでテコの原理でマガジン挿入口を前後にこじ開けるつもりで差すと楽だと思いました。

個人的には4mではキャリングハンドルは無い方が狙いやすいと思いました。


「Adventure Force AEON PRO」のショートダーツ用アダプター、「FEVER SHOOT P90」のマガジン挿入口を削る必要がありましたが、挿せました。抜くときはネジを緩めて少し開かないと抜けませんでしたが。

しかしショートダーツは、このままだとプッシャーが届かなくてたまたま後ろに下がっていたショートダーツだけがプッシャーに叩かれて前進してフライホイールで射出できました。

感覚ではあと5mmくらいプッシャーが前に来れば届く気がするんだけど。

マガジンとのクリアランスはありそうだからプッシャーを盛るとか、あるいはショートダーツ用アダプターの方に前後する撞木のようなプッシャーの動きを伝達して押し出す仕掛けを付ければ確実にショートダーツも射出できそうな気もします。


延長バレルを付けたときと付けないときでは、付けたときの方が集弾性が若干良いと思います。精密射撃ができるような精度はないですが、ターゲットに吸い付く吸盤ダーツの数が変わってきます。

初速は付けた時の方が若干遅くなりますが20m/s以上は出てます。発射レートは・・・多分、バレル内で渋滞が起きて後ろから押されて連続したせいだと思いますが、15-17rpsとか表示されました。


マガジンは付属のマガジンが抜き差しスムーズだし12発装填して12発ちゃんと射出されます。

18発装填可能な互換マガジンは、16発以上入れるとダーツが自然に抜けてしまうとか、15発装填して射出しても残り2発くらいでフォロワーが上がりきらなかったりでちょっと残念。フォロワーにグリスが塗られてるんですけどね。ひとつ600円程度だから我慢もできます。


まだそれほど酷使してないんですけど、マガジンリップに近い部分が開いてきて2発も装填できないものが出てきました(^^;)

これは合わせめをピッタリ接着するしか無いですね。爪で嵌め込み式になってるんですが・・・まず、ABS用接着剤を使ってみることにします。

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18発装填可能な互換マガジンは、一番上の小さな爪が合わさってる部分を接着したものは18発装填できるようになりました。ABS用接着剤を使ったもの、瞬間接着剤を使ったもの、両方同じように18発装填できるようになりました。

ひとつのマガジンに関して、最後まで射出されず1-2発残る問題はまだ未解決です。

ワッフルダーツ?

これ、200発買ってあって弾頭部分が割と硬いのであまり使い途がなかったんですが・・・この「FEVER SHOOT P90」で撃つときは集弾性が良いです。これは4m先のターゲットボックスの入口16x16cmのに撃ち込むことができます。

延長バレルを外して初速測定したところ、初速は20m/s台で吸盤弾より低め。発射レートは・・・ダーツで変わるというのはおかしいですが・・・一応、14-17rpsでした。

レールは約18mmで両端が“<>”ではなくて“匚コ”なんですが、タミヤの「L」字プラ棒を接着してから削って無理やりエアガン用の20mmレール対応のドットサイトを装着しました。

ドットサイト装着

ゼロイン調整して、マガジンにワッフルダーツを一発だけ装填して撃つ単発なら金属製ターゲットのひし形に高確率で当てられるようになったんですが、2発以上装填して射出すると弾道が乱れます。


発射サイクルが早いのと射出されたダーツの減速の度合いが大きすぎて2発目以降射出されたダーツが、直前に射出されたダーツに追突している疑惑(^^;)


20240405

マガジンを挿すとあまりP90っぽくない

ストックは固定です。電池ボックスは「FEVER」のロゴが付いている部分。蓋をネジで止めます。

窮屈な電池ボックス

電池ボックスが浅くて3.7V 14500を縦に直列してパッキングしたLit-ion電池に沿っているケーブルの厚みで蓋を閉められなくなるので収め方は写真のようにするしか無いかも。

電池ボックス内部は少し削りたいですね。コネクターがSM-4Pというタイプということもあって、バッテリーの選択の自由度が無いです。通常3.7V 14500を2本使う場合は横に並べてパッキングするのに、電池ボックスの狭さのせいで入りそうにないです。

電池ボックス内部は少し削って、コネクターもmini TAMIYAタイプに交換すればバッテリーの選択の自由度は増えますね。

20240406

ジャム解消ハッチは横にずらすと開けやすいかも。単発使用時はマガジンは挿しっぱなしでこのハッチから一発ずつ給弾。

やっぱり単発だとゼロインしたドットサイトの狙い通り、約4m先の約75x75mmのひし形に当てやすいです。1/3くらいの確率で当たるかな。


電池ボックスを拡張するために本体側に削れる余地があるのか確認のために簡単に分解しました。

内部主要部分

マガジンキャッチボタンのスプリングの向きは組立時には横向きです。

トリガースイッチ、アクセラレーションスイッチ

トリガースイッチ、アクセラレーションスイッチにはマイクロスイッチが使われてました。

3A 125V AC、DCは不明
セラミックコンデンサ

3つのモーターすべてに電気ノイズ対策?のセラミックコンデンサーが付いてました。

合わせ目の溝、ほぞ

分解するまではほとんどの合わせ目がピッタリ付いていたんですが、合わせ目の溝にほぞがうまく入らないのか隙間ができてしまった部分があって残念。

水鉄砲のフレームに流用できそうな合わせ目でした。


今回、壊す覚悟がなかったので(^^;)フライホイールやプッシャー駆動部の開封はしませんでした。フライホイールのローラー表面をクリーニングして3つのモーターの軸にグリスを塗布するだけにしておきました。

他、内部の短いバレルのクリーニングも。


結局、電池ボックスの裏側にはプッシャー駆動部があって電池をはみ出させるスペースが無いのでここを削るのは諦めました。


分解するときに前の方が開きにくかったんですが、オレンジ色の側面レールが裏からネジ止めされていて頑丈なのでこのレールを掴んで両側から引っ張ると開けやすいかもしれないです。ちょうどこの近くにきつく嵌っているダボピンがあるので。

20240413

UVライト+チープなドットサイト

意外と使える安いプラスチッキーなドットサイト。アクセラレーションスイッチ入れると振動でカタカタ揺れる(^^;)ゼロイン調整済んだら隙間になにか挟んで固定したい。

それとほとんど使ってないUVライトをフラッシュライト代わりに。下の製品は全然オススメしないですが、UVライトで反射して光る蛍光色スポンジのダーツを後ろから照らせば、トレーサー+蓄光ダーツの代わりになるんじゃないかと。

もっと強力な小型UVライトが欲しい。


できれば弾頭部分がワッフル形状で、スポンジ部分がUVに反応する蛍光色のものがいいんですけど。

ちなみに、ウレタンフォームでイエローって、案外UVに反応しないものが多いんですよね。

経験上、オレンジが良さそう。本体、レール、スポンジ含めてオレンジ色の部分はUVで光って見える確率が高いと思ってます。白っぽいミルクオレンジでもいい。

ナーフ エリート2.0の本体に付属しているダーツでスポンジがオレンジのものとか良いですね。


UVライトのレールへの固定は、レールにタミヤの三角プラ棒を瞬間接着剤で接着。ネジが当たる部分を削っておき・・・使ってないS&Tのスコープからハイマウントのスコープマウントを取ってきて固定。

UVライトにブチルゴムテープを巻いて防振と隙間埋めしてからスコープマウントに固定。


「LI FENG TAI FEVER SHOOT P90电动软弾枪(P90電動軟弾銃)」について

「制造商:汕头市澄海区莉丰泰玩具ㄏ」=「製造会社:汕頭市澄海区莉豊泰玩具」
「地址:汕头市澄海区莲下镇莲东工业区陈厝洲路段」=「住所:汕頭市澄海区蓮下鎮蓮東工業区陳厝洲路段」