Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

KENWOOD DPF-7002〜クロック交換後


実質、12時間程度の慣らし(鳴らし)込みだと思います。最初のほんの短い間はなんとなくうるさい感じを受けましたが、その後、ステレオの音場の形状の変化を感じ、今では音質の変化(多分、付帯音の増加による)を楽しんでいます。


三田電波の温度補償型水晶発振器では音質の変化には関係ないという意見も聞きます。多分、音質が変わるというのではなくて楽器の音がより複雑で重層的なものであることが以前より細かく聞き分けることができるようになったのではないかと思います。いわゆる解像度の改善というやつでしょう。


Loreena Mckennitt 「the book of secrets」
Book of Secrets (Bonus Dvd)


久石譲 「もののけ姫 サウンドトラック」
もののけ姫

などでは、特にそれを実感しました。


少し録音が古くて今までぼけた調子で聴いていた
ミシェル・プラッソン指揮、トゥールーズ・キャピトル劇場オーケストラ演奏 「フォーレ管弦楽曲集-Ⅰ、Ⅱ」(フォーレ肖像画がジャケットになっているLPで管弦楽全集として持っていて、CDも1982年の輸入盤を持っていますが現在Amazonでは入手不可の模様)
ミシェル・プラッソン指揮 「フォーレ管弦楽曲集」

は新たにリマスタリングされたかのような印象の変化もありました。


逆に、もともと録音が良かったオトマール・スゥイトナー指揮、ベルリン・シュターツカペレ演奏 「ブラームス交響曲第1番」ではあまり変化というものは感じられない気がしました。

Symphonies

Symphonies


CDによって変化の有無があるというのは意外です。あくまで私の主観ですので、私の注意の向け方による偏りなのかもしれません。たいていの人間は、自分が見たいと思うものが見え、聴きたいと思うものが聴こえるものですから。


今はモーツァルトのヴァイオリンと管楽器の協奏曲集を聴いています。慣らし(鳴らし)込みにはモーツァルトがいいそうです(^^;)一種の胎教みたいなものですかね。


ところで、上記インプレッションは主にER-4S+HA-1Aで聴いての印象であって、STAX SRS-3030ではあまり変化を感じないんですが・・・もともとSTAX SRS-3030は保証期間が半年残った中古を初夏に購入したもので聴き込む間も無く気温の上昇とともに使わなくなったので印象を比較できるほど慣れていないせいもあるかもしれません。


少なくともER-4S+HA-1Aは、持ってて良かったと思います。特にEtymotic Research ER-4S
【国内正規品】 Etymotic Research ER-4S ハイファイ用オーディオイヤホン


多くのクロック交換のレポートによれば、12時間程度ではまだ変化の途中らしいので、さらなる変化を期待しつつ慣らし(鳴らし)込みをしていきたいと思います。