Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

Princeton PAV-MP1L オーディオ出力&分解

プリンストンテクノロジー デジ像メディアプレーヤー Lite PAV-MP1L

プリンストンテクノロジー デジ像メディアプレーヤー Lite PAV-MP1L

オーディオ出力は44.1kHzまたは48.0kHzしかない?

Upconvで96kHz/24bitのwavファイルを作って上記の機器構成で再生してみたら・・・UDT-1のインジケーターでは48kHzでした。それを受けたDR.DAC2 DXのインジケーターももちろん48kHz・・・どうもPAV-MP1Lが96kHzのwavをそのまま出力してないみたいです。オーディオの出力モードでSPDIFはRAWにしているのでビットストリーム出力同様そのまま出力してくれればいいと思うんですが。


出力モードをLPCMにしてみるとやっぱり48kHz。再生してない時のPAV-MP1Lのデフォルトの出力が48kHzであることには気がついてました。


PCで96kHz/24bitのデータを再生してUSBでUDT-1に送るとちゃんと96kHzのインジケーターがつくのでUDT-1の問題ではないでしょう。


PAV-MP1LでDolbyDigital音声の動画などを再生した時のRAW出力とLPCM出力でちゃんと異なることはSU-DH1で受けてインジケーターで確認してましたが・・・音楽データの場合は?


22.05、44.1、48.0、88.2、96.0、176.4、192.0kHzのwavデータを作って再生するとRAWでもLPCMでも44.1kHzか48.0kHzで出力されます。32.0、64.0kHzは試してません。


ふむーん、搭載しているチップが44.1kHzか48.0kHzに変換しちゃうんですかねぇ。RAW形式で96kHz/16bitというデータも作ってみましたが、.rawは認識されませんでした。もともと非対応ですし仕方がないです。


動画に192kHzとかの音声が入っていたらどうなるんでしょうねぇ?やっぱり48kHzになっちゃうのかな。


周波数の方はUDT-1のアップサンプリングでどうにでもなるんで良いんですが、ビット深度は24bitなら24bitで出るんでしょうか・・・UDT-1にもDR.DAC2 DXにもビット深度のインジケーターは無いので自分の耳で違いを聞き分けるしか無い・・・いやそもそも聞いても違いが分からないなら気にする必要もないかwww

分解

で、筐体を開けて中の基板を見てみました。チップセットREALTEK RTD1055DDでした。これREALTEKのサイトにも製品情報が無いので詳細はよく分かりませんが多くのアジア製廉価メディアプレーヤーに搭載されてるようです。

その他パーツは、MXIC MX25L(FLASH EEPROM)、NANYA 64Mbit DRAM、MP1484EN(レギュレーター)、NSK OJ 27.000MHz(クリスタル)、NO42(なんだっけ、これ)、JACKCON 100μF 25V -40+105℃(コンデンサー)、Lelon 470μF 16V RXW105℃ H114(M)(コンデンサー)など。


ついでにチップセットの上に「すぐ貼る一番 ハイブリッド」を貼っておきました。長時間の使用で熱暴走などあるらしいです。それと例によってfo.Qを(^^;)TOSLINKのモジュールに貼ってみました。