Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

HA-1A LEDカット


HA-1Aでまたバチバチノイズが出ました。例のLEDが完全には死んでいないようで電源を入れた直後は点いていてしばらくして明滅、消灯するんですが明滅と共にノイズが出ます。


うっとうしいのでLEDの足を切って取っちゃいました。切る前にテスタで抵抗を測ると、20MΩ以上のレンジでアノード、カソード極性変えても電流が流れてしまいます(^^;)


回路としては750Ω(実測755Ω)1Wの抵抗しか繋がっていないので無くても問題ないだろうと切ってしまいました。付いていた青色LEDは3mm径。乳白色のものです。切った後でチェックしてみるとここの電圧は12〜13V、電流は16〜17mAでした。HA-1Aの正面から向かって右がアノード(+)側、左側がカソード(−)側。(写真では手前がアノード)追記20110717:このLEDと抵抗はセルフバイアスの役割があるようです。


切った直後に電源を入れてみたら、微かに聞こえていたジーという音が消えてました。いつの頃からか聞こえてきていてこれもまた真空管アンプでは仕方が無いのか?と思ってたんですが・・・このLEDの悲鳴だったのかも(^^;)・・・と思ったら、やっぱり微かにジーという音は聞こえます・・・あぅ

(追記:ジーという音ですが、これはHA-1Aのせいではなさそうです。詳細は後日)


電源ON時に点くLEDはそのままです。今のところこれのせいでノイズが出ているとは思えませんし。


鏡面仕上げの鉄板?をどけたついでに真空管ソケットのピン穴を歯間ブラシで掃除、CAIGのG5も使っておきました。自作の放熱フィンの裾を斜めにカット。そいだような形にして空気が内側に入りやすくしました。


真空管も交換してみました。初段増幅管:SYLVANIA 12AX7A、次段増幅管:PHILIPS ECG JAN 6189W、出力管:JJ EL84です。

このSYLVANIA 12AX7Aは初めて使いますが、特徴的な音色があるようには感じませんが安心できるというか・・・フラットな特性というか?SYLVANIAとPHILIPSなので相性が良いのかも?しれません。

JJ EL84は、以前に聞き比べをしてあまり気に入らなかったものです。SOVTEK EL84Mがスッキリ系(cool)、electoro-harmonix EL84EHがあったか系(warm)だと思いましたが、JJ EL84はそういった特徴は大きく感じない上に音場が狭く音像が曖昧に感じましたので。いま聞いてみてもやっぱり普通かなぁ。あえて言えばやわらか系(soft)かな。


とはいえ私は人に音の印象を正確に伝えられるほど耳が肥えていません。それに音の印象を正確に記憶できないようです(^^;)それなりに良い音であればそれで満足してしまってこだわらない傾向がありますのであまり真に受けないでください(笑)


まあ今回は「普通が一番」というコンセプトの真空管セットということで。