2021年に購入したサンワダイレクトのドリンクホルダー、昔買ったCPUグリスのMX-4が余ってるのでペルチェ素子に使うことにしました。
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最初どう分解していいか分かりませんでした。上下に分割されているところが接着剤は使われていないようだけどなかなか外れそうにないので外から見える4箇所のネジにアクセスするためにスリット部分をニッパーで切り取りました。
この4箇所のネジを外すと分割できるようになります。
目的のヒートシンクとペルチェ素子。型番は「PALTIE-12704」と印字がありました。（「PELTIE」ではなく「PALTIE」とありました）
こちらは上面でペルチェ素子の生み出す温度（温・冷）を伝える側ですが、グリスとは思えない汚れが固着していてパーツクリーナーではなかなか落とせませんでした。
力技でヤスリかけたり、多分ウレタンスポンジとグリスの混ざったものが付着しているんだろうと有機溶剤「フデピカ」を塗布して拭いたり。
型番の印字はパーツクリーナーでは消えませんでしたが、「フデピカ」であっさり溶けて消えてしまいました。
ペルチェ素子の上になっていた、多分アルミの板はもう見た目では何の金属か分からないほど表面も荒れてしまってます。シワのような浅い溝もあるし汚れが焼け付いたようにも見えますが、ほぼ保冷機能しか使っていないので主に結露と凍結でこうなったのではないかと。
汚れが硬かったのでコンパウンド（粗目）を砂消しゴムに付けてゴシゴシ擦りました。
MX-4を塗るのには今回も適当な紙パッケージの一部を使いました。テカテカにコーティングされている面がとても塗り伸ばしやすいです。
ファンは円筒状のファンが横向きに付いてました。あまり汚れは無いように見えたので今回はいじりませんでした。
保冷機能動作時にペルチェ素子が発熱する側のヒートシンクとの間のグリスはまだ弾力が残っていて少し捻るように動かして外しました。
よく見かけるグリスの残り方というか。これはパーツクリーナーをかけて簡単に不織布で拭い取ることができました。
アルミのカップ部分も外せたんですけど、組み立てたらちょっと段差が出来てしまいました。分解するまではぴったりはまっていて段差も隙間もなかったんですけど。分解組み立てあるあるですね。ここは外さない方が良かった。
本当はこのカップの真下に貼り付いているはずのアルミ板との間にもMX-4を塗りたかったんですけど、なかなか外れないんで諦めました。
組み立て時にはネジ穴の位置に注意。
動作確認問題なしです。
使い始めて2年経過してますが、ペルチェ素子の上面も下面もグリスがまともな状態ではなかったですね。
あんな状態でもそれなりに使えてましたけど、本来は一年ごとにグリスの塗替えが必要なのかも知れません。
