Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

DR.DAC2 DXの冷却作戦 検証編(その1)

サイズの2way電源の温度計TM02-WH買いました。これをDR.DAC2 DXのシャーシ内部に貼りつけて温度をモニターしようと思いました。

貼りつけた場所はI/V変換と差動出力でオペアンプが3つ集まっている部分の真上です。背面からみると左端から約5cm、背面パネルから約3.5cmの辺り。シャーシ内部にはもう「まず貼る一番」ソフトタイプが貼ってありますがその上にセンサーを貼りつけました。


温度計と一緒に親和産業の高性能熱伝導両面テープというのも買ってまして、温度センサーの固定に使おうとしたんですが・・・(「まず貼る一番」ソフトタイプの表面がザラザラしているため)粘着力が全く弱いうえに薄いゴムのように柔らかくてシャーシ上面の内側に固定することなど不可能でした。なので「まず貼る一番」ソフトタイプとの接触面には一応この熱伝導両面テープを貼りましたが固定は愛用のチューコーフロー粘着テープ「ASF-110」というフッ素樹脂粘着テープでセンサーの上からとその基部のリード線の上から固定しました。

今日のところは背面パネルへの穴あけは温度センサーを通す分(約6x3mm)のみ。先日(http://d.hatena.ne.jp/tma1/20110715#p1)のように「まず貼る一番」ソフトタイプを0.5mm厚?の銅板に貼りつけたものをオペアンプに事務用の両面テープ「ナイスタック」で貼って、シャーシ上面・下面の内側には「まず貼る一番」ソフトタイプをそのまま4x5cm程度の大きさで貼っています。


はじめは部屋の扇風機もDR.DAC2 DX冷却専用のUSB扇風機も付けずに時系列で温度上昇を見ていこうとしたんですが、途中で暑くなってきたので部屋の扇風機を付けたら直接風が当たっていなくてもグングン温度が下がってきたのでこのやり方は諦めて、普通に扇風機、USB扇風機を付けて2時間ほど普通に音楽を聞いたときの室温とシャーシ内部の温度を見ることにしました。


それでも途中まで見ていたので一応・・・


室温28.2℃、電源OFFの状態で27.4℃だったのが。5分後:30.2℃、10分後:32.7℃、15分後:34.5℃、20分後:35.8℃、25分後:36.5℃、30分後:37.2℃。ここで扇風機を付けたところ・・・35分後:36.1℃に。さらにUSB扇風機も付けて直接風を当てたら50分後:35.1℃。


約2時間後、室温28.2℃、温度計は34.2±0.1℃くらいでほぼ安定しています。設置状況や環境が人それぞれなのでこれだけでは参考になりにくいかもしれませんが、まぁ室温+6℃程だということで。


なので、次回はオペアンプに貼った「まず貼る一番」だけでも剥がして温度を測ってみようと思います。シャーシ内部に貼ったのを剥がすのはちょっと嫌(もとに戻せないし)なのでそれはそのままで。


さらにその次にはせっかく買った熱伝導両面テープを使ってみて「ナイスタック」と違いがあるのか?wを検証。そして最後に背面パネルに放熱用の穴をあけて温度計測する予定です。


現在のオペアンプは先日から変更はなく、I/V変換:LT1364 x 2、差動アンプ:LT1469、ヘッドホンアンプ:LT1169、ラインアウト:LT1469。PC-->DR.DAC2 DX-->HA-1A-->ER-4SでPCの真横にルーター、その隣にHA-1A、さらにその隣に密接してDR.DAC2 DXと色々な意味であまりよろしくない設置状況になっています。