ノウイング
人命が多数失われる事故や災害を予知する少女が50年前に残した予言のメモ、その最後に記された大災害の犠牲者の数は・・・実はSFなんですがオカルトホラーを思わせるサスペンスフルなタッチで面白かったです。
作者忘れましたが古典SFの「大当たりの年」を思い出しました。（「ノウイング」もプラトン的大年を描いているとも言えますね）で、この手のプロットの映画は、安く作ろうと思えばいくらでも安くできそうなものですが、これは災害や事故の様子をちゃんと描いてます。ちゃんとどころか、ゴア表現はないものの目の前に墜落した旅客機がバラバラになり乗客が火だるまになったり分解して落下したパーツが爆発して炎が生存者を呑み込む様を描いたり、脱線した列車が次々に人をはね飛ばしていく様を描くなど過剰なほど。
ネタバレになりますが・・・太陽のスーパーフレアーにより滅亡する地球もしっかり描かれます。70年代80年代のSF映画とは違いますねぇ。
伝説巨神イデオン 発動篇
これを最初に見たのは多感な時期だったこともあって、アニメのベストといえば私にとっては未だにこれです。今見ても良い演出ばかり。
ラストの実写取り込みの海は・・・いただけないですけどね。「2001年宇宙の旅」の影響がかなりありますが、私は「2001年宇宙の旅」もスリットスキャンの抽象的な映像が始まるまでは良いんですが、それ以降は好きじゃありません。
作画も良いんですが、何とか湖川友謙テイストを残しつつリメイクされないものでしょうか・・・。無理かな・・・無理だな(^^;)BGMも良いですよねぇ。すぎやまこういちの最高傑作ですね。
ちなみに最近DVD、CDは楽天レンタルでスポットレンタルしてます。20枚ずつｗいま旧作は安いので20枚借りても送料との合計でも2000円いってません。競争相手が増えるのが嫌だったので黙ってましたがｗ一応今のところどうしても借りたかっためぼしいものは借りられたのでご紹介ということで・・・。
