Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

今日のHA-1A


テンシュテット指揮のマーラー3番をER-4Sで聞いていたらどうも音場というか音像が右寄りで(左耳の方が感度が良いので普段は左寄り)音が大きくなると急に左に広がるように感じました。ピン代わりの綿棒が緩んできたのかと思い、この際だからもっと硬い竹串に換えてガッチリ固定できるようにしました。


竹串そのものの太さはRCAジャックに挿しても少し余裕がある程度でこれに0.3mm(外径0.4mm)のオーグラインを挟めばちょうどいいくらいでしたが、ちょっと色気を出してテフロンテープ(厚さ0.08mm)をひと巻きして弾力性を持たせることにしました。穴は2箇所に開けてRCAジャックの中でオーグラインが竹串の両側を走るようにしました。線にストレスを与えないという細い単線を利用する主旨からするといいことかどうか分かりませんが接触を確実にしたかったので・・・


オーグラインを巻いた竹串はジャックに挿すとき、かなりきつかったです。COLD線を巻いてあるジャックカバーをしたあと、fo.Qを竹串の突き出ている部分に巻きましたが、最初、オーグラインも挟んでfo.Qの細切りを巻きました。そしてその上からテフロンテープを巻いて剥がれ止めにしました。


で、聞き直してみたんですが・・・音場がどうの以前に音が曇ってしまってダメでした。奥行きが感じられなくなって抜けが悪いような感じ。まるで現在お気に入りのSIEMENS ECC83を他の普通の真空管に戻してしまったかのようです。


これが47研究所の言ってることなのかな・・・と思って、竹串に巻いているテフロンテープとfo.Qを剥がしてオーグラインを解放しました。そしてfo.Qを巻き直し。聞き直したらいじる前にほぼ戻った感じです。結局、右寄りの音場は変わらず。


fo.Qのせいかfo.Q+テフロンテープで竹串に固定したのがいけないのか、かなり顕著な違いでした。


(続き)


4番、5番を聞いたら特に音場の偏りは感じなかったので3番だけだったようです。