記事の中でテストに使われているRightMark 3DSoundのPositioning Accuracy testというのを使ってみました。
http://audio.rightmark.org/products/rm3ds.shtml
ONKYO SE-150PCIのVIAドライバでImmezio 3D Effect(追記:実はImmerzio 3D Effectの日本語版でのスペルミスらしい)を有効にするとツールバーのsystemでDirectSound3D HardwareとDirectSound3D+EAXが有効になります。
これでloop1.wavというテスト用データを鳴らしながら音源の位置をバーチャルに前後左右上下に動かすことができます。
・ALLA Strafish 5.1(SE-150PCIに5.1chアナログ接続)
・RockridgeSound RSJ-HP680(SE-150PCIのSPDIF出力をAVアンプ経由で6chプリアウト接続。なので実際には2chのみ有効)
・STAX SRS-3030(SE-150PCIに2chアナログ接続。なので実際には2chのみ有効)
それぞれVIAのドライバでスピーカーの数を合わせてからテストします。スピーカーの数を合わせないとDirectSound3D HardwareとDirectSound3D+EAXでおかしなことが起きますので。(実際にはセンターやリアが無いのに5.1ch分のスピーカーを設定していると無い部分が抜けた状態になる。2chにしておくとバーチャルに補完される)
またPowerDVDなどインストールしている場合、スピーカー選択でも合わせておく必要があります。スピーカーの数がマッチしているかどうかは、VIAドライバのQSoundタブのsetupにあるspeaker testでチェックします。スピーカー設定タブだとセンターなどから音が出ていても、QSoundタブのspeaker testでは音が出ない場合があります。拡張設定タブでステレオ・エキスパンダーをOFFにするなども必要です。
このテストでバーチャル・サラウンドとリアル5.1chサラウンドの聞こえ具合を確認できますが、前後の定位は同じ感じでフロントとリアの音量や音質を変えておかないと分かりにくいです。
逆にこのテスト・ツールを使って5.1chサラウンド・ヘッドホンやAVアンプのボリューム調節をするといいでしょうね。ちなみにフリーウェアです。