Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ステレオエキスパンダー+QXpander


これまでSE-200PCIでは音質を重視して3Dエフェクトは使わないでいたんですが、FPSゲームやその動画見るのにやっぱりエフェクトかかった方が臨場感があるようで・・・3Dエフェクトを有効にしました。


これまでもPowerDVDではDolbyHeadphoneとかでDVD見てましたが、昔SE-150PCIで最初にVIAのAudioDeck(Envy24HTのドライバのGUI)で3Dエフェクトを試した時の印象が悪くてダメなものだと決め付けていました。


QsoundのQXpanderというのは2chステレオの音場(Sound Stage)を広げるもので左右だけでなくて前後にも若干拡張されるというのがQsoundの主張。使ってみると確かに音が変わります。広がっているといえば広がる感じ。ヘッドホンだと耳の傍で鳴っている感じが薄れてやや遠くなった・・・といわれればそうかな?と。UIのスライダーで二つの点が外へ行くように調節すると効果が強まります。追記:QXpanderを有効にしてスピーカー・テストをするとR/L間に若干のクロストークを発生させているのが分かります。Rの音を出した時にLにもR成分を小さく発生させていてこのディレイがかかって聞こえる他のchの音で距離感を出しているんでしょうね。


AudioDeckにはStereoExpander(ステレオ・エキスパンダー)という機能もあってこれは3Dエフェクトを有効にしなくても使えるもので2chステレオを擬似的にマルチチャンネル化するもので4chや5.1chのスピーカーやヘッドホンで2chステレオ音声のソースを聞くときにフロント以外のスピーカーからも音が出るようになります。


音の要素を解析してマルチチャンネル化しているわけではないようですが、たいていのFPSゲーム2ch音声もある程度は空間表現が加味されているでしょうから普通のステレオヘッドホンで聞くのとは少し違った感じになるでしょうし、5.1chヘッドホンでフロントからだけ音が出ている場合と全部のスピーカーから出ているのでは印象はかなり違うでしょうね。


ただしStereoExpanderを有効にしたままだと本来フロントch(チャンネル)以外に当てられた音は無視されてフロントchの音だけが全チャンネルから出るようになってしまうので、2chソースからマルチchソースに切り替わる時にはStereoExpanderを無効にしないといけません。