さすがに凡百のゾンビ映画(「バイオハザード」含む)と比べると面白いのではないかと思います。
怖さ、えげつなさではオリジナルの「ゾンビ」(GEORGE A ROMERO'S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE)の方が上でしょう。本作の生ける死者たちは「28日後・・・」と同じく猛スピードで走るんで、焦ることには焦るんですが・・・怖くない。噛まれた犠牲者がウィルス?により死にいたり発症するというのはこれまでと同様ですが、死ぬとすぐに襲ってくるので、もう予想できてしまうせいで怖くない。いつ起き上がってくるか?というドキドキが無かったんですよねぇ。
そんなこんなで、露悪趣味路線でなくカメラ・ワークがスピーディなので死者たちのメイクの細部も分からず。OPとEDの途切れ途切れの映像の方が怖かったくらいです。
CJという名の男の周辺だけ何故か70年代風の雰囲気が漂っていました(^^;)髪型と髭のせいかな?
ゾンビ映画を見ると銃社会アメリカを擁護したくなる衝動にかられるのは仕方が無いんでしょうかね。ゲーム「バイオハザード」でも、小道具の銃器が作中カスタムのモデルガンとして人気だったりしますしね。