Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

DPF-7002 クロック周辺


基板を裏返しにしてみたら、どうも水晶発振子を半田づけし直したような感じがします。水晶発振子の足の半田が見かけ上新しくて周辺もヤニで汚れている感じ。他の半田付けと比べて明らかに素人の作業という感じがします。


デジカメで裏と表の写真を撮ってPCに取り込みました。その2枚をPhotoshopでレイヤー化。裏面は左右反転させて表のパーツにパターンができるだけ合うようにします。


いったんグレースケール(白黒)にしてプリントアウト。表のプリントに裏のパターンを赤ペンで書いて導通があるとおりに結んでいきます。


信号を戻す予定の側(X1)をたどっていくと抵抗、コンデンサを経て裏面のIC2(発熱のせいか表面の文字が薄れて見えないですが)74HCU04A?の1ピン(A1)につながっています。74HCU04Aだとするとunbuffered高速C-MOSインバーターということで合っているようです。


発振子のもう一方の足の側を遡るとどうもよく分かりません。GNDからトランジスタを経てIC2やIC26などのVccにつながってるようですが負帰還というやつなんでしょうか?また抵抗やコンデンサが並列だったり直列だったり、微分回路や積分回路というのでしょうか?うーん、初心者には難しすぎます(^^;)


もうちょっと勉強しないと、実作業に入れそうにありません。


それに、言い訳じゃありませんが・・・今のDPF-7002+HA-1A+ER-4Sはかなり良い感じで鳴っていて、奥行きも感じるし定位や分離も良いので特定の楽器のフレーズを追うことが可能です。例えばトライアングルにしても小さいんだけど混ざり合わずに聞くことができます。あまりいじりたくないというのが本音。


果たしてクロック交換してこの状態にさらなる奥行きや広がりを加える効果があるのか?ということです。


とはいえ、実は質のよさそうな5V用直流電源回路の完成品と三田電波の水晶発振器は入手済みです。直流電源回路の完成品は、パーツも吟味されたものらしく手が込んでいて半固定抵抗器による微調整もできる優れものです。とはいえ微調整するにはオシロスコープなど必要なようですが。


とにかく、ある程度理解したら、または音について欲が出てきたら交換は実行します。