Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ONKYO C-711MLTD 分解


KENWOOD DPF-7002のパーツ交換の前に練習台にしようとONKYO C-711MLTDを実家から持って来ました。基板上のクロックはセラミック発振子らしき水色のパーツで、基板上の記号はX101。パーツそのものの表記は「8.00T G.A」と読めました。コンデンサ内蔵タイプのようでデコーダー・チップらしきICの足から出た線が抵抗とこのセラミック振動子に並行に接続されてまたICの足に戻っていました。クロックがセラミック発振子だとは思いませんでした。あまり良くないですね。ただ、こんな風にシンプルに接続されていると改造も楽かも。



左下の水色のパーツ。X101。


訂正:CD用のサーボやDACに入力されているクロックはDACのそばにある謎のパーツのようです。シリンダー形状の多分16.9344MHzの振動子が黒いソケットに支えられているように見えます。上記セラロックの方はマイコンHD6433713H用みたいです。早まってセラロックをいじったりしなくて良かった(^^;)2005/12/23


ピックアップはKSS-240A。ドライブを分解してピックアップを外してKSS-213Cと比較しましたが、フラットケーブルのピン数が違っていたのでKSS-213Cは流用できそうにありませんでした。CDパーツマンでも、KSS-240Aは売り切れ。海外で見つかるでしょうか。互換品があると良いのですが。またトレーの開閉にかかわるゴムベルトは千石電商でも売っている内径2.5cmの角型のようでした。




音のほうですが・・・STAX SRS-3030で聞きました。現在のDPF-7002と比べると当たり前ですがもう雲泥の差です。平板で薄っぺらい音がします。左右の斜め上方に音が集まってしまってる感じ。DPF-7002購入前の1年ほどこのC-711MLTDで聞いていたんですが、こんな音を聞いていたのか?と驚きました。


もともと中古で入手したもので、色々とくたびれている可能性はあります。コンデンサーなど交換してみようかとも思いますが・・・果たして手を入れる価値があるか・・・改良に対するレスポンスがあまりに悪ければやりがいも無いですし。ちなみに電解コンデンサーには音楽向け高級品の青いのや緑色のが使われていました。なるほど、ノーマルとLTDの違いはここにもあったんですね。