2匹いる推定16歳の猫の片方の爪がひどい巻爪になって肉球に食い込んでいるのに気づいたので少々迷いましたが自分で処置しました。
爪に触ろうとするとシャーッと威嚇したのでやはり痛かったんでしょう。
猫の巻爪について事前にネットで調べたんですが、ほとんどは巻爪が肉球に食い込んでいる場合は無理せず獣医に頼めという感じでした。
まぁ今どきそれが正解なんでしょう。でも昔はこの程度は自分たちでやっていたと思うんですよね。
私も推奨はしません。自信がなかったり具体的にどうするのかイメージできない場合は迷わず獣医に頼むべきだと思います。
さて、猫の保定にはメッシュの袋を使いました。
掛け布団を買ったときに付いてきた収納袋なんですが、処置する方の足だけ出して袋の口を紐で絞って縛れる点が良かったです。
切る道具はプラモ用に買ったけど自分の爪切りにも使ってるKEIBAのニッパー。https://tma1.hatenablog.com/entry/20160312/p3
処置が必要なのは左足が2箇所、右足が3箇所だったんですが、まず左足だけ処置して1週間経過を見て右足の方をやりました。
爪の切り方は当然神経や血管が無さそうな先の方で、巻爪の外側を完全に切断するというよりつまんで引っ張りながら切込みを入れる感じ。
どの爪も脆くなっていて自然と砕けるように自壊しました。
出血したのは、幸いというか最初に処置した左足の1箇所だけ。これは爪の先端がしっかり肉球に刺さって残っていてニッパーで軽くつまんで引き抜きました。
その時若干出血があったので水を含ませたカット綿で拭いて止血剤のホルム散というのをふりかけました。ペーパータオルでくるんでテープで固定、その上からダンボールを巻き付けてガムテープで固定。
猫をメッシュの袋に入れたまま、簡易ギプスのつもりで30分程度そのままにしておきました。
簡易ギプスは袋から出してやったら早速外れちゃいましたけどね。
出血した部分は翌日様子を見て消毒をしておきました。止血剤も舐めちゃったでしょうけど今の所健康被害はないようです。
で、一週間経過しましたが処置した方の足を触っても嫌がらないので大丈夫と判断して右足の3箇所の処置を同様に行いました。
今回は出血はありませんでした。一箇所の爪は大きなままスポッと剥がれてしまい、まさか抜けたのかとドキッとしましたが古い層が剥がれただけのようで、爪自体は一回り小さい状態で残ってました。うちの猫たちは3年くらい前かな、室内飼い推奨の市の方針を町内の掲示板で知って完全に室内飼いで外に出さなくなったので外で遊ばなくなった分余計に爪のケアが必要だったんですね。