コンスタンティン - Blog：Neutron Star

TSUTAYA/DISCASで２ヶ月待っても借りられなかった「コンスタンティン」をやっと見ることができました。DISCASは一応休会中ですが別のレンタル・システムを見つけたので再開することはもうないでしょう。多分。

さて「コンスタンティン」主人公はエクソシスト。若い頃に自殺したせいで地獄行き決定（カトリックの信仰では）の身の上。ところがエクソシストとして悪魔と何度も戦って地獄に送り返しているので、このまま地獄に落ちたりしたら悪魔たちに報復されるのが怖い。なんとかエクソシストとして人を救ってポイントを稼いで天国に行きたいところなのにヘビースモーカーでタバコに肺を冒されて余命少なくて焦りまくってる中年。

キアヌ・リーブスがなかなかハマリ役でしたが、ちょっとカッコ良すぎるかな。ブルース・ウィリス辺りが最適な感じがしますが・・・。

面白そうだと感じたのは、オカルト・グッズで武装する辺りかな。「皇王？暗殺に使われた銃弾」「悪霊の館のキーキー虫」「ドラゴンの息」「シンシン刑務所の電気椅子」「コリントの書が２１章まである地獄の聖書」とか・・・昔の藤子不二雄のコミック「魔太郎がくる！」を思い出しましたよ。「怪奇屋」だったかな？

地獄のイメージは、核戦争にでもあったかのような崩壊し燃え続ける地上世界って感じでそれがいちばん良かったかな。「ロード・オブ・ザ・リング」でフロドが指輪を嵌めて見た世界と似た感じの。

死の間際にわざわざ迎えに来たサタンに向かって中指を突き立てて天国に行こうとしたコンスタンティン。ベスト・シーンはこれでした。

あとはザコ悪魔のデザインが「バイオハザード」のリッパーに似ていたりとかあまり良くなくて・・・ロンギヌスの槍に付いたキリストの血を使ってこの世に生まれようとするサタンの息子マモンも印象に残らないデザインでがっかり。

なんか色々と中途半端な感じがしました。あまり面白くなかったですね。