Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

簡単なメンテナンス


CDプレーヤー KENWOOD DPF-7002でちょっとした傷ありのCDで音飛びがありました。PCのDVD-RAMドライブでは問題なく読めたので、DPF-7002の読み取り能力が低下したのかと思いCDドライブのメカ部分をちょっと見てみようかとシャーシ・カバーを取りました。ここまでは、中古で購入した直後も行って写真を撮ったことがあるのですが、ONKYO C-711MLTDのシンプルな中身と違い、DPF-7002の場合はDACを含めたプロセッサの基板が大きめで完全な2層構造になっていて、この基板を外さないとCDのドライブは拝めません。


今回はコネクタやフレキシケーブルなどすべて外して基盤を取り去ってドライブの外装を見るところまでは行きましたが、ドライブのメンテナンスをするのに適当なグリスも無いので結局諦めました。


その代わり基板にケーブル類を取り付け直す前にCAIGのD5とG5でクリーニングをしました。再組み立て完了後、音を聞いてみると・・・G5の効き目でしょうか、いつもと同じボリュームなのに音が大きく感じました。


これはいいかも・・・と調子に乗ってAVアンプ marantz PS5400のシャーシも購入後2年目で初めて開けてみました。フレキシケーブルは入出力の信号をやり取りする3層位の基板に多く使われていましたが、ほとんどのケーブルの遊びが少なくて基板を外していかないと抜き差しが難しそうなので、一番長くて遊びが多かったケーブルだけCAIGでクリーニングしました。


それよりも注目したのが電源部。ヒューズを見つけました。T10A250Vのミゼットなので、遅延型10AのISOCLEAN POWERのヒューズと交換できそうですが・・・電圧が250Vで大丈夫か?というのは心配なので、確認したいところです。


それと電源ケーブルはあまりに細いので見ているうちに無性に交換したくなりました。近いうちに取り合えず太い二芯線に変えようと思います。そのうちインレット化したいものですが。


その他、背面にあるジャック類は数が多すぎて全部のクリーニングは無理でしたが、頻繁に使うものはCAIGを使いました。ジョンソンのベビー綿棒をドラッグストアで、またガイアノーツの「NY.綿棒」を模型店で買ってあります。ベビー綿棒はRCAジャックの穴にちょうど入る太さなのでジャックのクリーニングに便利です。「NY.綿棒」は両端を尖らせた爪楊枝の一方に綿の繊維を付着させたようなもので、接点復活剤その他を隙間に流し込んだりふき取ったりするのに非常に便利です。両方とも100本200円程度のものですのでコストパフォーマンスも良いし。


さて、シャーシのカバーを閉じて久しぶりにPS5400の音をヘッドホンで聞いてみましたが、今のHA-1Aの敵じゃありません。圧倒的に今のHA-1Aの音の方が好きです。


ちなみに今日のHA-1Aの真空管は初段増幅管:TELEFUNKEN ECC83(87年製Eiリメーク?)、次段増幅管:Philips EG 6189W、出力管:SOVTEK EL84Mです。これは、低音の厚みで初段のTELEFUNKEN ECC83を選択し、響きのキレとS/N比の良さ(あまり響きすぎず、曖昧にならない)で次段のPhilips EG 6189Wにしました。出力管はホワイトノイズの少なさでSOVTEK EL84Mです。