Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

霊媒体質の妹?


私には妹がいるんですが、霊が見えたり心霊写真を撮ったりするそうなんです。ふぅ・・・。


例えば、夜クルマを運転していたら子供が曲がり角にいて危ないと思ってハンドルを切ったもののよく考えたらそんな時間に子供がいるような場所ではないし、実は子どもの背中の向こうにあって見えないはずの金網が見えていた・・・透けていたのでは?


というような話をするわけです。


特に日本人って一般にこういうことは当たり前のように信じる人が多いんですが・・・私なら、自分がそういう体験をしたとしてもそれは錯覚としか思わないんですけどねぇ。


私は歩いていたり自転車に乗っていてさえも周囲の警戒を怠らないちょっと過度に緊張するたちなので滅多に見間違いや勘違いというのは無いのですが、中型バイクに乗っていた頃は夕方人気の少ない山のふもとのような田舎の道などを走っているとき曲がり角にときどきある反射材をつけた色々なもの、看板や柱、交通安全用の人形などや白っぽいものにはときどきドキリとさせられることがありました。


移動速度が速い場合や、加えて夜間など視認しにくい状況では見間違いも起こりがちだと思います。普通の人なら、ちらっと見ただけのものが普通と違うものだった場合、あり得なさそうな場合、錯覚と考えるものでしょうが・・・霊的なことに関心がある人は、そんな不確かな感覚を現実のものと信じ込んでしまうような気がします。何故、そこまで自分の五感を信じることができるのか私には不思議でなりません。


そいうことをいうと、私のような人間は先入観が強すぎて霊が見えないのだと妹に言われます。しかし、その言葉はそっくりそのまま返したいものです。霊がいる、自分には霊を感じることができるという先入観、思い込みが強すぎてなんでもないものを霊と勘違いしたり、実は自分自身の心の中の心配事や恐れによって神経過敏な状態になっていることに気が付かないのではないか?と思います。


心霊写真にしても「他の人には見えないけど、私にははっきりと見える」って・・・妹よ、それ自体、もうおかしいよ。私は心配です。小さな子供もいるというのに・・・病院に連れて行くべきケースで自称霊媒師のところに連れて行くのではないかと・・・。


すでに、聴いた話では私にはPTSDに思えるちょっとおかしくなってしまった知り合いを、懇意にしている霊媒師に紹介したことがあるらしい・・・お札やお守りが5000円って・・・騙されているんじゃないのか?妹よ。