Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

UPSの動作テスト


IUPS-300Kが実際にどんな動作をするのか?ということでPC側の電源プラグを抜いてみました。試しなので特にアプリケーションは動かさずに私のXP起動中のアイドリング状態ということで・・・バックアップに切り替わると短いビープ音が繰り返し鳴ります。今回警告メッセージ表示は設定していないのですが、このビープ音で気が付いて自分でシャットダウンをする・・・というのが最もありがちなシチュエーションかなと思います。で、普通にXPの終了オプションからシャットダウンを選ぶと、ログオフやシステム関係のファイルの退避などはしない緊急シャットダウンのようにいきなり電源が落ち、IUPS-300Kのインジケーター類も消えます。

http://homepage2.nifty.com/winfaq/w2k/boot.html#1115

少なくとも電源プラグを抜いてから数十秒はバックアップ可能なことが分かりました。その後、電源プラグを元に戻すと一瞬、バッテリーLOWのインジケーターが一瞬つきましたが、すぐに消えてノーマル状態になりました。


ちなみに充電を十分な時間(8時間)した後でも、XPの起動時画面が暗くなってカーソルがブリンクしているタイミングでバッテリーLOWの警告インジケーターが点灯してビープ音が鳴ります。ネットで調べたらPrescottPentium 4搭載のPCはシンプルな構成でも起動時に150-200W強の最大電力消費になるようです。Northwood Pentium 4と比べても+50Wとのこと。

http://arena.nikkeibp.co.jp/winpc/col/04/20040203cpu/index.shtml


このテストでどれだけバッテリーを消費したか分かりませんが、続いて、シャットダウンまでの猶予時間を0分に設定してアプリケーション動作中にバックアップ状態になったとき、作業中のファイルが保存されるのか?のテスト。アプリケーションはFitzNoteというアウトラインプロセッサです。ブログの下書き他、色々な用途で使っていて個人的に使用頻度が一番高いものです。拡張子は.ftzで一般的なものではないですし、オプションとして終了時に必ずファイルを保存するか問い合わせるダイアログボックスを出るようにしているので難易度は高いといえるでしょう。


シャットダウン時の動作はすべてRUPS 2000という汎用のUPS管理ツールに依存します。

http://www.megatec.com.tw/Download.htm#UPSilon&RUPS (実行ファイルは正規ユーザー向けのupgrade版のみダウンロード可能)


電源プラグを抜いてバックアップ・モードになるとすぐにFitzNoteの終了動作に入ったらしくファイルを保存するか問い合わせるダイアログボックスが表示されましたが、ファイルが保存されたかどうかわからないままシャットダウン(緊急シャットダウン)しました。


再起動してRUPS 2000のログを見ました。正常に保存されている場合、.tmpのファイルがいつどこに保存されたかログに残っているはずですが・・・ログにもどこにも保存されていませんでした。まぁ、いわゆる想定の範囲内でした(^^;)多分、Microsoftのメジャーなアプリケーションやテキストエディタなどには対応しているのではと思いますが・・・次の機会に試してみます。


次にバックアップ可能な時間ですが、シャットダウンまで3分で設定して放置したら、きっかり2分でバッテリーLOWになってシャットダウンしました。これなら実用的といえそうです。