UPSのプラグを抜いてバックアップモードを試してみました。実際にどれくらいバックアップできるのか不明ですし購入して初めてのチャージ完了後の動作なので、バックアップするのは液晶モニターのBenQ G2400WDのみで実際の負荷を知るため、間にワットチェッカーも挟んでます。
バックアップを始める前のワットチェッカーの表示では供給電圧は102V(Power Factor ProからのACのはず)、G2400WDの消費電力は26-28Wでした。
バックアップ開始後、電圧は99-100V、消費電力は変わらず。UPS側に赤いLEDが点灯しアラームが12秒くらいの間隔で鳴り続けます。バッテリーの容量が減って電圧が下がってきたことを示すLOWバッテリーのアラームは1時間20分辺りから2秒短い間隔で鳴り始めましたが、残念ながらこのときの電圧をチェックし損ねました。それと通常モードからバックアップモードへの切替時に画面がどうなったかも見てません。切替にかかる時間は5-6msecだそうです。
そこでUPSのプラグを繋ぎなおして通常モードにしました。で、いまPCも起動しているんですが、チャージ中のせいかそれともPC起動後間もないせいか電圧が99-100Vから上がりません。(30分位したら101V以上に戻ってきました)
明日はXbox360で試してみようかと思ってます。LOWバッテリーで電圧が変動するのがエラーの原因にならないかちょっと気になりますが。
ちなみにバックアップを始める前にUPSの背面を触ったら結構発熱してました。ヒューズの辺りとか。
http://www.soundhouse.co.jp/material/ups/cp_ups_all.asp
マニュアル(http://www.soundhouse.co.jp/download/cp/ups_manual.pdf)を見ると、通常モード(ACモード)では出力に電流を通しながらバッテリーにチャージも続けているのでUPSの電源を入れている限り発熱は避けられないようです。(ただしUPSの電源を入れないと繋いでいる機器にも電気が流れませんので)
上流のPower Factor Proにもフィルターが入っていて実効133V以上はピークカットされるので落雷時などのサージ対策になりますが、UPS1200IIにも入力と出力にフィルターがかかっている上にサウンドハウスのQ&Aを見ると上流が125V以上だとバックアップモードに移行して約100Vを供給するようです。下は75V以下でバックアップモードに。
サージの耐性は不明ですが交換用に2本ついてきているヒューズを見るとF10AL 250Vとあります。Power Factor Proが6000V、3000Aサージのテストをしているようなので、むしろそれで大丈夫なのか?という話になりますが・・・一般にサージプロテクトとして売られてるものでも6000Vが多いようなのでこれ以上はプロテクトの素子そのものが非ショートで壊れて通電しなくなるんだと思います。
CLASSIC PRO 無停電電源装置(UPS) UPS1200II
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