Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

AM/FMチューナー Pioneer F-717


気まぐれでHARD OFFで入手したONKYO T-411Mがなかなか良かったのでこれはまた実家に持ち込むことにして、東京の部屋にはワンランク上なのはどんなかな?と、発売当時59800円ほどだったらしいPioneer F-717の状態の良い中古を入手しました。


T-411Mと比べると、大きさがフルサイズ(横幅42cm)であること、AMはステレオ非対応であること、プリセットに識別文字(「NHK-FM」など)を割り当てることができないこと、TV(1-3ch)を受信できないことなどがデメリットです。


しかし、音はさすがに良いです。FMに関してはTVの共同アンテナの線をつないでいるので受信状態はそれほど良くなくてNHK FMなどはノイズが厳しいのですが、MPX MODEのHi Blend機能で高域を圧縮すればほとんどが目立たなくなります。TOKYO FMJ-WAVEはかなり良い状態です。


きれいに受信できる局はT-411Mと同じで結局増えませんでしたが、基本的な部品の質が良いせいか概ね音が綺麗です。高剛性のシャーシ(底がハニカム状)は、安物オーディオしか持ったことが無い私としてはちょっと感動物でした。FMアンテナは2系統を選択可能だったり。


F-777と比べると劣る製品らしく仕様などの情報をネットで見つけることができなかったのでマニュアルからここにメモっておきます。


PIONEER F-717


仕様


FMチューナー部


受信周波数: 76-90MHz
実用感度: モノラル:9.3dBf(0.8μV/75Ω)
SN比: モノラル:100dB、ステレオ:92dB
高調波歪率: モノラル:0.008%(100Hz)、0.005%(1kHz)、0.01%(10kHz) ステレオ:0.01%(100Hz)、0.008%(1kHz)、0.05%(10kHz)
キャプチュアレシオ: 0.8dB
実効選択度: 90dB(400kHz)、60dB(300kHz)
ステレオセパレーション: 1kHz:70dB、20Hz〜10kHz:54dB
周波数特性: 20Hz〜15kHz +0.2/-0.8dB
イメージ妨害比: 80dB
IF妨害比: 100dB
AM抑圧比: 70dB
スプリアス妨害比: 80dB
サブキャリア抑圧比: 65dB
ミューティング動作レベル: 25.2dBf(5μV/75Ω)
アンテナ: 75Ω不平衡型
出力端子(出力レベル/出力インピーダンス) FM(100%変調): 650mV/900Ω
(注:上記数値は新IHF法による測定)


AMチューナー部


受信周波数: 522〜1629kHz
実用感度(付属ループアンテナ): 150μV/m
選択度: ±9kHz:40dB
SN比: 50dB
イメージ妨害比: 40dB
IF妨害比: 60dB
アンテナ: ループアンテナ(付属)
出力端子(出力レベル/出力インピーダンス) AM(30%変調): 150mV/900Ω


電源部・その他


電源電圧: AC100V,50/60Hz
消費電力(電気用品取締法): 18W
外形寸法: 420x84x316mm
重量: 4.6kg


これの電源ケーブルにもアルミテープを巻いてみました。


先日ケーブルを巻いたときはアルミホイルを巻いた上にアルミテープを巻き貼り、その上から絶縁のためにOPPテープ(クリアテープ)を巻き貼りしたのでゴチゴチで取り回しに問題がありました。


今回は、ネットで検索した先にあったものでアルミテープの剥離紙を外側にアルミを内側にして貼らずに巻きつけるだけの方法です。貼らないのはフレキシビリティをある程度保つためで、裏返しなのは絶縁のためです。電源ケーブルに巻きました。