Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

炭でノイズが増える場合


昨日、園芸用の「鉢底炭」(創和リサイクル)という炭のカケラ5リットル(約900g)を買ってきました。袋を見ると400〜700℃で炭化したものだとあります。何の炭かは書いてありませんが、ホームページから推察するに間伐材ということで色々なんでしょうね。竹炭は入って無いでしょう。
http://www.ko-en.co.jp/sowa/sowa.html


今回、以前と同じポケット・ラジオのAMアンテナ受信を使いますが、イヤホン出力をPCに入力してWaveSpectraでピークの波形を比較します。


まず、液晶モニタの画面スレスレの状態(赤線)と液晶モニタから40cm離した状態(青線)。なおテスト時ラジオは必ず手に持っています。

液晶モニタの画面スレスレの状態(赤線)のピークの突出した部分の左端は、周波数(1):70.3Hz、赤:-72.1dB、青:-82.7dBでした。グラフィックボード・ドライバでリフレッシュ・レートを75Hzにしてますが関係あるでしょうか?その次が周波数(2):140.6Hz、赤:-75.2dB、青:-82.9dB。


以降、周波数(3):234.4Hz、赤:-78.7dB、青:-84.4dB、周波数(4):304.7Hz、赤:-75.5dB、青:-86.3dB、周波数(5):375.0Hz、赤:-76.7dB、青:-85.7dB、周波数(6):445.3Hz、赤:-79.5dB、青:-85.2dB・・・と続きます。


次に、ADSLモデムの上に未開封の炭の袋5リットルを置き、ラジオをそのすぐ上に(モデム上面から約10cm)保持した状態(赤線)とADSLモデムの上約10cm(さっきと同じ位置)にラジオを保持した状態(青線)。

炭を間に置いた場合(赤線)のピークの突出した部分は左側から、周波数(a):656.3Hz、赤:-73.9dB、青:-84.2dB、周波数(b):1289.1Hz、赤:-79.8dB、青:-85.3dB、周波数(c):1335.9Hz、赤:-77.7dB、青:-86.1dB、周波数(d):1968.8Hz、赤:-80.0dB、青:-87.1dBでした。


そして、唯一、赤線が青線の下にあるのが、周波数(e):93.8Hz、赤:-84.0dB、青:-83.0dBでした。これはたった-1.0dBですが減ったといっていいかもしれません。


ところで、買ってきた炭は袋の上から触った感じでは厚さ5mm程度、大きさ3〜5cmくらいで大まかに砕かれたもののようでした。もっと細かい粉末が欲しかったので袋を揉む感じで炭同士を擦り合わせて砕きました。「トップガン」見ながら1時間ほど揉みまくって細かいのは粉末、大きさは1〜2cmくらいのが一番多いように感じるくらいです。


こんな感じで未加工の炭をモデムの上に置いただけでは、吸収よりもアンテナのように輻射を増やしてます。なかば予想はしていましたが・・・どうしよっかなって感じです(^^;)


一応、粉末と大き目のかけらを分別して再テストとかしてみようかと思ってますけど。