Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

Jammix Enhancer(Winamp用プラグイン)

Jammix Enhancer


これもネットラジオを聞くのに良さそうです。プリセットの「FM station」を使ったら96kbpsのmp3ストリーミングで抜けが良くなって開放感がでました。が、WMAロスレスなど高いビットレートのもので録音も元から良いものに使うとキンキンと耳障りになります。


「Headphones」というプリセットを読み込んでみましたが、まず気が付くのがmusicタブのInput hipass。これは文字通り読むと入力信号に対するハイパスフィルターなんですが・・・。値が「>92Hz」となっています。調整できる値は「>210Hz」〜「>10Hz」です。多分、ここでmusicタブとBassタブで設定の影響する周波数を分けるようにしているんでしょう。


一方でBassタブのBass input lowpassは「84Hz」、Bass input hipassは「42Hz」で「42〜84Hz」を対象にしているようです。色々な項目が設定されています。ただこの「Headphones」というプリセットではオルガンの低音でER-4Sがビリ付いてしまってそのままでは使えません。


「Studio Headphones」というプリセットを見るとBassタブのBass input lowpassは「95Hz」、Bass input hipassは「42Hz」でmusicタブのInput hipassは「>92Hz」。Bassタブの有効範囲が微妙に違います。


「ER-4S」とか「MDR-Z900」とか「STAX SRS-3030」。さらに音楽のタイプに合わせた細かいプリセットを作ることになりそうです。おまけに途中に入っているDACやアンプごとでも厳密に言えば違うわけでこだわり始めたら果てしないですね(^^;)


「Do nothing」というプリセットはJammix Enhancerを実質無効にする設定のようですが、これを見るとmusicタブではInput hipassは右一杯「>10Hz」でCompressionは「94%」、Outputも右一杯で「100%」です。項目の意味を知るには、これを元に色々いじってみるのが良さそうです。


設定項目が色々ありますがヘルプが添付されていないみたいなので良く分かりません。Wide[3D]とかPrologic surroundなんて項目もあります。いじってみましたが、目一杯効かせるとER-4Sで聞く場合には無い方が良さそうな変化でうるさいだけですし。聞きながら微妙にいじっていって自分好みのバランスの良い設定を見つけるしか無いようです。手っ取り早い方法としては気に入ったプリセットを元に色々いじれば良いんでしょうね。


これは完全なフリーウェアみたいなので安心して使えます。