Enhancer
昨日のJammix Enhancerとはまた違ったコンセプトのDPS/Effector系プラグインです。設定項目が少なくて分かりやすいのがいいですね。ヘルプもあるし。でも結局Normal with ambienceプリセットくらいが元の音が損なわれなくていいみたいです。
DSP/Effector系はONKYO SE-200PCIのドライバにもおまけで付いているQsoundなどはSE-150PCIの頃に使ったら確実に音が悪くなるので良い印象は無かったんですが、プラグインの出来が良いのかSE-200PCIが良いのか、それともDPF-7002改とHA-1Aが良くなっているせいか結構音が良くなるような気がします。
結局またDFX体験版に戻ってまたいじってみましたが、数少ない生演奏体験を思い起こしてピアノ曲向けに比較的演奏の良いものをより生々しい方向にと設定してみました。AmbienceとHyper Bassを4くらいで他は1か2にしたらなかなか良い感じになりました。
例えばアンドラーシュ・シフの「ゴールドベルグ変奏曲」なんかで低音はゴーンで強勢はダカダーン・・・って「ゴールドベルグ変奏曲」にはそんな箇所はありませんが(^^;)鍵盤に当たる指のタッチとかペダル・シフトでピアノ本体がたてる鈍い音とか臨場感を与える背景の情報については結構良い感じになりましたが・・・音を胸で感じとるというか体感が得られないのでイヤホンやヘッドホンではどう頑張っても無理かな(^^;)と。
だからといってスピーカーに凝りだすとコストが天井知らずになりそうなのでやめておきます。視聴環境も厳しいし。
試しにSTAX SRS-3030で聞いってみた場合には、DSP/Effector系が非常に有効で結構派手に使っても歪みやノイズが気になりません。STAX SRS-3030はもともとノイズが聞こえにくいので、エフェクトかけ過ぎでER-4Sではジュルジュル聞こえるようなノイズが出てしまっても大丈夫です。綺麗な音しか聞こえません。これでDFXのHeadphoneモードがDolby Headphoneみたいなものだったら・・・結構良いかも知れません。