箱に「HY2011」とあったので、「环宇玩具(HUAN YU TOYS)」製品じゃないかと思って(^^;)
これ、スプリングカートリッジ式のチープなトイガン
のデラックス版みたいなもので、各種箇所のパーツが金属になっていたり、フロントサイトに集光チューブが使われたりして、レーザーユニットが付いてるんですけど。私はレーザー・トイガンはターゲット次第で面白いか面白くないか決めちゃう方なので・・・タイヤが回るとか、瓶が壊れるとかそういうギミック付きのレーザー・ターゲットを入手できないうちは、レーザー・トイガンはとりあえず要らないんですよねw
トリガーアクションブローバック&レーザーなら「模立方(MoliFang) FN57」が質が良くて、もうこれで十分だし。
tma1.hatenablog.com
トリガーアクションブローバック&スプリングカートリッジなら「锋流(FENG LIU) FL-G01」が質が良くて、もうこれ一丁で十分です。
tma1.hatenablog.com
マイクロダーツ自動排莢のTTIコンバットマスターなら「UDL 2011」の質が良いので、それで十分です。
tma1.hatenablog.com
で、今回の「HY2011」はというと・・・500円OFFクーポン付きで5400円でしたけど、上の3つと比べてチープだし5400円でも高いと感じてます。
マガジンはリアルタイプではないし、スライドのセレーションやグリップのスティップリングは「UDL2011」と比べるとエッジがやや甘いです。特にグリップの魚鱗?のスティップリングのエッジが曖昧。
それにスライドに開いている肉抜き?の窓から見えるアウターバレル、の外側のスプリング・・・どうしてもオモチャっぽいんですよね。これ黒く塗ってみようかな・・・
Amazonの商品ページ、静止画はすべてCGのようでスプリングが無いように見えるんですが、動画ではスプリングがあるのが分かります。
全体的にはそこそこ重量があるんですが、ほとんどグリップ内部のウエイトとマグウェル内側の金属パーツ、マガジン底部のウエイトの重みでスライドはスカスカです。
その代わり、トリガーアクションブローバックの動作は軽快です。トリガープルは軽い方だしリコイルショックが割りとあります。
ただスライドを手で引くことはできません。無理に引くと壊れるようです。
スプリングカートリッジ発射用の金属製バレル、レーザー発射用のバレルとバレル交換式というのはユニークかもしれません。マガジンを挿入して空撃ちするとホールドオープン状態になるのでバレルを回して外して交換します。
ハンマーは動きますけど、スプリングが非常に弱くて、実際に撃ってみると分かると思いますけど弱々しくて脱力感が・・・(^^;)
フロントサイトは私の個体は赤(オレンジっぽい)の集光ファイバーでした。
ところで、箱や説明書を見てもメーカーが「环宇玩具(HUAN YU TOYS)」であるという証は何もありませんでした。箱の裏の合格証にはメーカーとして「嘉之星玩具」とあります。
Bingによれば「嘉之星」はピンイン表記で「JIA ZHI XING」だというので、「HY2011」の「HY」はメーカーの略称とかでは無いようです。
スティップリング(stiplling)について、作例?が豊富なサイトを見つけました。集合体恐怖症の方は閲覧注意(^^;)
suzutomo.militaryblog.jp
動作や通常分解など、こちらの配信者さんの動画が詳しいです。
youtu.be
サムセーフティー、グリップセーフティーも無可動、バレルの色は黒、トリガーはスライドと連結しているし・・・リアルではないですよね。まあ「UDL2011」もサムセーフティーは無可動、リアサイトは調整不可などの点が「HY2011」と共通なので非リアルな作りについてはどこまで許容できるかという程度の問題かな。
同様のレーザー&スプリングカートのデュアルモードタイプのSTI/TTI2011コンバットマスターでは、多分、voiskyが扱っているものの方が可動部多いしバレルの色も実銃に近そうです。
ブローバック動作の安定性やレーザーユニットのゼロイン調整のしやすさに関しては、レビューを見る限りでは「HY2011」の方が良いみたいです。両方実際に比較してみないと分かりませんけど。まあ一長一短ということで。
「HY2011」について
「生产ㄏ商:汕头市澄海区嘉之星玩具ㄏ」=「製造会社:汕頭市澄海区嘉之星玩具」(https://shop4041j9818f671.1688.com/)
「ㄏ商地址:广东省汕头市澄海区凤翔街道东湖东侨」=「住所:広東省汕頭市澄海区鳳翔街道東湖東僑」