Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

トイガン「XING SHEN Fire Phoenix (星燊 火凤凰)」 更新:20240416

20230412

何故か「SCAR」という通称が付いてます。形はH&K UMPに似ているので商品名にはサブマシンガンとも書いてありますが、フォアグリップを引いてコッキングする単発なので実際はポンプアクション式エアコキショットガンのような感じ。 

メーカーは「星燊(Xing Shen)玩具」。「燊」という漢字は「燃えさかる炎」のような意味の昔の書き言葉(文語文)だそうです。

配達は佐川急便、梱包は商品の化粧箱にラベル直貼り。透明なテープで封がされてました。販売は「Voisky」。

20230412「XING-SHEN FirePhoenix」_1

箱を開けると、半透明の保護シートのようなものが被せてありました。全く予想してなかったのでちょっと驚きましたw

20230412「XING-SHEN FirePhoenix」_3
20230412「XING-SHEN FirePhoenix」_2

同梱品は本体、マガジン、チープなホロサイト、可倒式フロントサイト&リアサイト、ドライバー、ショートダーツ(13x50mm)x20、中文説明書。

付属の50mmショートダーツはスポンジ部分直径は13約12-13mm、弾頭部分はCP33互換の37mmショートダーツや「青龍丸」と同じ形状で直径10mm。

初速測定、付属の50mmショートダーツを10発撃って44.7-46.4m/s。ばらつきが少なくて安定してます。うちにあるナーフ系中華製トイガンでは最強かな?

コッキングしたときの音や発射時のバネ鳴りの音が大きめ。強力なバネが入ってるんでしょうけど、フォアグリップでのコッキングは非常に楽です。

37mmショートダーツの互換ショートダーツや「青龍丸」も2,3発ならマガジンに装填して撃つことができました。初速は若干低くなって36-43m/s程度でした。

現状、50mmショートダーツの入手性があまり良くない気がするのでそれが弱点かな?ショットガンタイプの中華製トイガンには付属しているので日本でももっと普及していてもいいと思うんですが、72mmのナーフエリート互換ダーツをカットするのが今のところ安上がりですかね。

ちなみにこれまで買ったもので50mmショートダーツが付属していた製品は
「AGM MASTECH 排莢式ショットガン」
https://tma1.hatenablog.com/entry/20230318/1679125011
「XM1014 Benelli M4 Super 90」
https://tma1.hatenablog.com/entry/20230409/1681031843


アイアンサイトなど何も付けない状態で、上部レールの溝を利用して見当をつけて約5mでターゲットボックス内のHITSくんを狙って、まあまあのグルーピング。4m程度なら狙ったところにほぼ当たるんじゃないでしょうか?

本体重量がマガジンを付けない状態で1.2kg以上あり、ずっしり重いです。フレームはナイロンでがっしりしてます。ストックやバレル、シリンダーなどに金属が使われているようで質感、剛性ともに非常に良いです。

Amazonで6000円で買えましたが、この値段は安いと思います。

初速40m/s台後半出れば、個人的にはもう十分。これはもう・・・最適なナーフ系中華製トイガンを手に入れてしまったかも知れません。最強でも最高でもないかもしれないけど、私にとっての最適という意味です。

「Valkyrie」系統のクローン?オリジナルが何なのか知りませんが、コピーやクローンの製品としてはかなり質が良いのでは?

細かいところで気になる点は、フォアグリップ、コッキングしたあとリターンスプリングが無いようでテンションかかってないので簡単に前後に動きやすいんですけど一番前に位置してないとトリガーが引けない。これはある意味セーフティの役割になってるかも知れないですけど、意識してないと不便に感じるかも。

ショットガンタイプのトイガンにもコッキングしたあとフォアエンドが動くもの動かないものありますけど、個人的には動かない方が好き。

ストックは腰だめに撃つのに向いている長さですけど、頬付けしてよく狙って撃つとなると金属製のアームに頬付けしなきゃならないので伸ばすと邪魔だし、伸ばさないとなると必要ないから外そうかな?

完全に縮めた状態ではストックがロックされてないのも気になるかな。一段目でロックして肩にバットエンド?を当てるとコッキングがさらにしやすくなるんで普通はそうやって使うんでしょうね。

20230413

youtu.be
「SBL Valkyrie」これですね。見たことありました。これは37mmショートダーツ仕様ですね。

「XING SHEN Fire Phoenix」も37mmショートダーツ仕様だったらなぁ(^^;)なんでそこはコピーしなかったんだろう・・・

WORKERの傾斜マガジン(Talon?)が形がそっくりだけど前後の向きと挿入口のサイズが違うのでハンドメイドのMODキットや工夫して使えるようにしている人の動画もあります。
youtu.be
プラバン積層とかで作れそうではありますね。そこまでして37mmショートダーツを使いたいか?という必要性の問題になりますけど。お座敷シューティングで楽しむなら50mmショートダーツで十分かな。

傾斜マガジンは個人的には好きじゃないです。まっすぐ垂直の方が良かった。

私としては「K2ブラスター」と「XING SHEN Fire Phoenix」にかなり満足してるので、もう中華製トイガンを買い漁ることは無いかな。といっても・・・注文済みで到着待ちのものがまだあるんですけど(^^;)

スポンジダーツの弾道を安定させる方への興味はあるのでWORKER用のMODなんかを使ってみたいですね。

色違いの「XING SHEN Fire Phoenix」についてグルーピングなど詳しい動画は「ジョニーな人」さんのYoutube動画をどうぞ。
youtu.be
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20230416

今日、ナーフエリート互換弾を40発くらい50mmにカットして使い始めたんですが、よく詰まる・・・ボスンとか言ってバレル内に詰まってしまって、この状態でコッキングして撃つと発射できる場合とできない場合があり、念のためにチェックしたら付属の50mmショートダーツはスポンジ部分の直径が約12mmでした。

いままで使っていたナーフエリート互換弾をカットしたものは、「AGM MASTECHショットガン」用にカットしてシェルに入れておいたものでした。直径13mmのものもこのシェルに入れて調教もとい矯正したものなら詰まらずに使えるようです。

バレルの内径が約12.6-13mmで13mmよりちょっと狭いのかな。ナーフエリート互換弾をカットしたものすべてが詰まるわけではなく、普通に発射できるものもあるので比較的新しいものは詰まりやすいのかも。

20230419

外径16mm、内径13mmのアルミパイプをヤスリで削って例の「WORKER MOD ライフリング・チューブ」を装着できるようにしたので、「XING SHEN Fire Phoenix」に付けてみました。

「XING SHEN Fire Phoenix」のバレルはネジなどで固定されていないのでマズルのパーツを外すだけで簡単に交換できます。マズルのパーツは六角レンチでネジを外すだけ。

元の赤いバレルは外径:16mm、内径:13mm、長さ:約230mm。これを外径:16mm、内径:13mm、長さ:約300mmのアルミパイプに交換。両端はリーマーで面取りしてあります。

マズルのパーツは元の赤いバレルを前から押さえるようになっていて、そのため口径が16mmより狭かったのでステップドリルで削って16mmに広げました。オレンジ色のマズルキャップ?は元から口径がほぼ16mmなのでそのまま使い、シールテープでアルミパイプが抜けないように固定しました。

20230419「XS FirePhoenix」_1
20230419「XS FirePhoenix」_2

初速は付属の50mmダーツを10発撃って、44-47m/sなので、あまり変化なかったのが幸いですが、「WORKER MOD ライフリング・チューブ」を装着すると・・・23m/sとか出るのが気になりました。

「WORKER MOD ライフリング・チューブ」を装着せず、4mの的を撃ってみると・・・バレルを交換する前よりHITSくんの2点圏内に入る割合が増えました。「WORKER MOD ライフリング・チューブ」要らないのでは?(^^;)

ただ、ときどきダーツがお辞儀したまま飛んでターゲットボックスの縁に当って跳ね返ることがあって、「WORKER MOD ライフリング・チューブ」関係なしにときどきおかしくなる?

バレル内部の滑らかさがもしかするとぜんぜん違うかも知れないです。元のバレルは内部がちゃんと磨いてあるんでしょう・・・と思って覗いてみたら・・・一方の端の口から6cmくらいのところに上下もしくは左右の対角(対面)に深い傷があります。何だこれ?長い引っかき傷のようだけど黒っぽいので古傷みたい。2つの傷の始点?の周囲が盛り上がってるみたいなので製造過程でできたものかも。

アルミパイプは内壁はまだコンパウンドで磨いてないので、磨いたら何か良い影響があるかも?

「WORKER MOD ライフリング・チューブ」を装着して、ちょっとリングを回して撃ってみたら・・・当たるときはほぼ狙ったところに当たります。ときどき、お辞儀して大外れするダーツがありますね。これはバレルのせいかな。バレルが長くなったんでパワー不足になるかも、とは予想してましたが、ときどきというのがよく分かりません。ダーツのせいかもしれないし。

ちなみに、アルミパイプはAmazonで購入しました。2本で1136円+配送料430円でした。私が購入したときは到着まで10日ほどかかりましたが、現在(4/19)在庫がAmazonの倉庫にあるようでプライム扱いで送料無料です。便利で安いのでもう1組注文しました。


ついでにスプリングも取り出してチェックしました。線径:1.4mm、外径:約19-20mm、内径:約16.5mm、長さ:約145mm。


弾頭が柔らかい付属の50mmダーツだと「WORKER MOD ライフリング・チューブ」をつけるとよく当たるんですが、弾頭が硬いナーフエリート互換弾を50mmにカットして「AGM MASTECHショットガン」のシェルで矯正したものは逆に狙ったところに全然当たらなくなるような・・・

20230423

延長バレルとライフリング・チューブの先端にキャップを用意しました。

20230423「パイプ足のキャップ」

それぞれ内径16mmと内径19mmの「パイプイスの足用キャップ」ですw

ライフリング・チューブの方はそのまま発射できるように穴が空いてます。

しかし、4m先のHITSくんなら付属の弾頭がEVAで柔らかい50mmのダーツは、ライフリング・チューブなしでほぼ狙ったところに当たります。

弾頭が硬いナーフエリート互換弾を50mmにカットして「AMG MASTECHショットガン」のシェルで矯正したものはライフリング・チューブなしでもありでも狙ったところより下に着弾します。左右にもブレます。


「WORKER Angled Talon Magazine」とかそのアダプターとか欲しいと思ってたんですが、結局のところ・・・この「Xing Shen FirePhoenix」のマガジンに37-38mmのショートダーツ(Half Darts)10発装填しても問題なく使えるので必要ないかな(^^;)


マガジン内で短いダーツが前後にバラついていても、最終的にプッシャーと呼ばれるノズル状のパーツがダーツを押し出してバレル手前のチャンバーともいえる筒状のパーツにセットするので問題ないですね。

20230423「バレルから見たチャンバーブロック」_1
20230423「バレルから見たチャンバーブロック」_2


問題になるのは太さ。37mmにカットしたナーフエリート互換弾をそのまま使おうとするとバレルに詰まりやすい。バンブーダーツやバンブーダーツ加工したものは使えるようです。

20230425

付属の50mmダーツが一番よく当たるんだけど、20発中もう4発紛失(^^;)

Amazon.comで売られてるものには100発付属してるみたいで羨ましい。このダーツだけ売ってないかなぁ???

EVA弾頭直径10mm、スポンジ部分直径12mm、長さ50mm

20230425「XS FirePhoenix 50mmダーツ」_1
20230425「XS FirePhoenix 50mmダーツ」_2

このダーツ100発のためにAmazon.comで注文してしまいそう(^^;)

「青龍丸」もよく当たるし、弾道も付属の50mmダーツに近い。

三節バンブー加工した互換ショートダーツは、弾着、弾道ともにバラツキがある。

「強襲SP-50」付属の弾頭が黒くて硬い、若草色の二節バンブーダーツも結構よく当たる。これと同じものじゃないかとAliExpressで注文してみたのが安いからこれを常用しようかな。


20230426

リターンスプリングがなくてコッキング後もフォアグリップを動かすことが出来てしまうせいで、複数弾を一度に発射できますけど・・・全然飛ばないし、全然嬉しくない(^^;)

コッキング重くなるだろうけどリターンスプリングを入れられないかな・・・線径1.0mmくらい、内径16mmのスプリングを検討してみます。

20230427

分解して、線径1.0mm、外径18mm、長さ300mmのスプリングをそのままリターンスプリングとして入れてみました。が・・・、プライミング(コッキング)でシアがかからない・・・。スプリングをカットして末端処理をするのが面倒だったんで、300mmそのまま入れたんですが、完全に縮めた状態の長さのせいで引ききれずにプライミングできないようです。半分にカットしたらできるようになるのか、それともスプリングを入れてしまうと長さにかかわらずできないのか・・・

20230427「Xing Shen FirePhoenix 分解」_2

また後で作業してみます。

ちなみにフォアグリップを引く感じはそれほど重くなってないです。スプリングの選定は間違ってなかったと思います。


グリップが接着されていることは上の動画で予習済みだったのでドライヤーで温めて接着を弱めました。幸い、辺縁にしか接着剤は使われてませんでした。復元時にはとりあえず、ダクトテープでぐるぐる巻です。当然w

20230427「Xing Shen FirePhoenix 分解」_1


スプリングを外してフォアグリップをどこまで引けばプライミングできるか確認したら、スプリングが圧縮された状態で約66mmになるようにカットすればいけそうだったので、自由長300mmを約160mmにカットして試したらうまくいきました。


組立時の厄介だったのは・・・ナットでした。組み立て終盤で中からカラカラ音が・・・、いつの間にか外れてたり・・・六角のナットの辺じゃなくて角が上に来てしまってちゃんと閉まらなかったり・・・、2、3回分解組み立てし直したかな?高粘度グリスで固定すれば良かったと・・・組み立て終わったあとで思ってます。

とにかく、これで意図せず複数弾同時発射になってしまったり、トリガー引けなくなったりとかを防止することができました。


グリップは一度組み付けるとなかなか外れないので、この上からシリコンのグリップカバーでも付ければ良さそうです。


20230429

20230429「Xing Shen FirePhoenix」_1 グリップ

ユニバーサルなサイズのものは上がちょっと緩いようです。後ろの下を引っ張ればジャストフィットなんですけど、すぐに戻ってしまう。

今回買ったのは599円でした。安い。


グロック用も試してみようかな・・・


先日から使っている弾頭が黒くて硬い若草色(若竹色というべきか)バンブーダーツ、「ライフリング・チューブ」(WORKER SCAR BARREL?)を使うと4.5m先のHITSくんへの弾着をコントロールできていい感じです。

HITSくんの上下左右、狙ったところに当てられるのは気持ちいい。ダーツの質のせいか、ときどき逸れますけど。

20230430

グロック用、装着するのはキツくてシリコンオイル使いましたけど、ピッタリでした。590円で安い。


線径:1.8mm、外径:20mm、自由長:約310mmのスプリングを約150mmにカットしてメインスプリングを換装してみました。

20230430「XS FirePhoenixスプリング」_1 奥がノーマル、手前が1.8mm

弾頭が黒くて硬い若草色の互換バンブーダーツ、ノーマルでは初速が30m/s台でしたが、1.8mmのスプリングでは50m/s台に。

しかし、HITSくんへの当たりが強すぎて、張り替えたばかりの蛍光色反射テープの表面が粘着ゲルシート越しだというのに砕けてしまうし、粘着ゲルシート洗いたてだというのにくっつかない。

おまけにプライミング(コッキング)が重くて腕が痛くなったのでノーマルの線径:1.4mmのものに戻しました。

威力があればいいというものでもないですね。プリンキングと言っていいのかな・・・気が向いたときにパカスカ撃つのを楽しむにはノーマルのスプリングでいいと思いました。

20230509

別パーツの上部レールの前後が反ってきてるのは知ってましたが、本体フレームも前端と後端で上に反ってきてます。ナイロン素材のフレーム、反りますね。

20240416

SUTEKUSのオープンドットサイトを上部レールに装着して、ナーフエリート互換ダーツを撃ってます。フルサイズのダーツはマガジンに入らないので、バレルに一発ずつ装填して撃ってます。

初速は約30m/sですが、4m先の90x90mmの回転するターゲットに当てるのは簡単です。電動ゲルボールブラスターの「Bing Feng P90」でゼロイン調整したものですが、そのままでよく当たります。

購入してから1年経ちましたが、快調です。


「XING SHEN Fire Phoenix」について

「制造商:汕头市澄海区星燊玩具ㄏ」=「製造会社:汕頭市澄海区星燊玩具」
「地址:汕头市澄海区澄城东港路工业区电线ㄏㄏ区内第19幢(轧延车间)之一」=「住所:汕頭市澄海区澄城東港路工業区電線商業区内第19旗(圧延車間)之一」(?)