Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

「アイリスオーヤマ 単3乾電池 BIG CAPA PRIME LR6BP/8P」

8本パックで現在(2022.04.27)の価格が「232円」という激安で保存期間10年を謳っているので、何パックか買っておきました。充電池を結構使うので乾電池自体あまり使わないんですけどね。

こちらの動画でも「アイリスオーヤマ 単3乾電池 BIG CAPA PRIME」はなかなか優秀でした。容量、開放電圧到達時間の長さという性能だけならパナソニックのものについで3位。
youtu.be
一本単価がこの動画では「50.9円」でしたが、8本232円だと一本単価は「29円」、容量「1282mAh」とした場合の1円あたりの容量(動画では「容量あたりの価格」となっていますが、「1円あたりの容量」の間違いでは?)は「44.20mAh/円」、終止電圧までの放電時間を「2.41時間」とすると、1円で「4.98分」となりダイソーの乾電池に迫るコストパフォーマンスになります。

ダイソーの保存期間は推定7-8年、アイリスオーヤマの保存期間は10年ということも考慮すると、この動画で使用されている乾電池の中では現時点の価格なら総合評価でトップと言えるのではないかと思います。

「リチウムポリマー充電乾電池」

ところで、この動画で一番印象的だったのは電圧の時間経過による変化です。未使用で無負荷の乾電池はどれも1.6Vを超えていましたが、連続使用ですべての乾電池がすぐに1.4V以下になり30分経過で1.2Vを下回っています。

これはあくまでも開放電圧(0.9V)を下回るまでの時間を計測するための連続放電試験の結果で、通常、乾電池を使用する機械では短い時間の使用(放電)を断続的に行うもので電圧も放電中は降下し未使用時には上昇回復するものです。

しかし使用を続けていくと回復した最高電圧も1.5Vを切るようになり、使用機械でのパワー不足を感じるようになります。通常、乾電池はそこで使い終わりとみなして新しい乾電池に入れ替えることが多いと思います。

2019年から単3リチウム充電乾電池を2本だけ買って電動歯ブラシに使ってました。これはUSBコネクタがあってUSB充電するもので、中身はリチウムポリマー、容量は一応1200mAhを謳ってますが多分900mAh程度ですが、電圧が内部のリチウムポリマーが3.7Vで降圧回路で1.5Vにして出力しているので、上記最高電圧が常に1.5Vになる点が良かったです。

使用した電動歯ブラシニッケル水素充電池では動かなかった(多分電圧が1.24Vでは低すぎた)ので、購入したリチウム充電乾電池ですが過放電防止回路のせいで電圧が1.5V出せない状態になると急にピクリとも動かなくなります。乾電池だと段々モーターの勢いが無くなる感じですが、リチウム充電乾電池の場合は普通のモーターの勢いで使えるか全く使えないかのどちらか、これも良い点だと思いました。

うちにあるニッケル水素充電乾電池はリチウム充電乾電池に置き換えていきたいんですが、まだ高いんですよね。2019年に買った2本は「SORBO」というブランドのもので購入当時2本で1730円でした。充放電2000回を謳ってますが、まあ1000回も無理じゃないかな。でもいまだに使えてます。