Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ミシン遊び 電池でも動くハンディミシン、コンパクトミシン 更新日:20221008

マクロス ラフィ MEH-74」

時々針と糸を使う必要があって、前からミシン欲しかったんで電池でも動くハンディミシンというのを買ってみました。本当はホッチキスみたいに手動でやるものを考えていたんですが予算2000円くらいを考えていたら2000円未満で電動のものが買えるので、買ってみました。

この手のハンディミシンをAmazon上でいくつか見ましたが、総じて評価が低いです。ただこの製品のレビューを見ると使えるという評価と使えないという評価の「質」がかなり違うように感じました。

使えるという評価をしているレビュアーは他の製品もうまく使えている人、という感じを受けました。こういう評価の製品の場合はちゃんと使える可能性が高いので、ブランドが日本企業で販売がAmazon.co.jpだったのであまり躊躇なくポチりました。

ちゃんとしたパッケージで中も透明な樹脂製のスペーサー?があってそれに本体などが収まる感じでした。

これ注意しなきゃいけなかったのは、下糸というものがなくて上糸での縫い方が「チェーンステッチ」のみ。裏側で自分で糸ドメしなければ、毛糸編みのように?終端を引っ張るだけでチェーンがきれいに解けて糸が布地から完全に抜けてしまうんですよね。

糸ドメの仕方が説明書に図示されてるんですが、実際にやってみないと分からない問題点があって最初はちゃんとできなかったです。自分で言語化あるいは文章化した方がしっくり来ましたね。

ざっくりひとことで言うと、「裏返して糸を少し戻してチェーンに縛りつける」

分かる人には分かるかも(^^;)

(追記)
ちなみに私は「ラフィ」で縫う時、「ラフィ」本体後部を腹で支えるように持って縫ってます(^^;)布を引っ張る必要もあるし下の「プローザ」のような姿勢で縫えるとは自分には思えないです。少し慣れてきたので「ラフィ」本体を傾けて右上から布の状態の先読みをしつつ左手で布を引きながらカシャカシャと。

下の「プローザ」で適当に巻いたボビンを使ってみましたが、問題ありませんでした。まっすぐ縫うのが難しいので慎重に少しずつ縫っているので問題ないのかも知れません。

最近購入したリチウム充電乾電池を使ってみたかったんですが、電池ボックスの蓋が閉まりませんでした。Amazonのレビューで「電池ボックスの蓋が閉まらない」というものがありますが、多分、ニッケル水素とかの充電池を使おうとしたんでしょうね。充電池は少し太いんですよ。アルカリ一次乾電池ではちゃんと電池ボックスの蓋が閉まると思います。Amazonのレビューにはこういうことがありがちです。

ところで現在使ってるのはブログでも書いた「アイリスオーヤマ」の単3アルカリ乾電池で、どれくらい使い続けられるのか容量テストも兼ねてずっと同じものを使い続けています。現在電圧は無負荷で約1.4Vですが、「ラフィ」で縫うのに支障はありません。

「アルバジャパン プローザ グランデ PGZ-0229」

http://www.albert-j.co.jp/details/0229.html

アルバジャパン プローザ グランデ PGZ-0229

これは2011年にヤフオクで1000円で落札した中古です。送料含めても2000円しなかったんじゃないかな。これは説明書もろくに読まずにちょっと動かしてみて使えないと思いこんでしまったので、ずっと埃かぶってました。

上のハンディミシンが使えたので、実はこれも使えるんじゃないかと。ボビンとか糸とか届いたときには通してあったので、そのままですね。

電源は上のハンディミシンと同じく、単三電池4本かDC 6VでこれにはAC-DCアダプターが付いてました。「やった!」多分、上のハンディミシンもこのアダプターで動くはず。
(追記訂正:)「ラフィ」の方にはミニジャックで給電するので「プローザ」のAC-DCアダプターに3.5mmモノラル変換プラグを付ける必要があります。

これは直線、ジグザグ、かがり縫い、返し縫いができるものでした。下糸と返し縫いがあるので自分で玉結びしなくても解けないはず。

今回、説明書を見ながら薄い布を縫ってみたんですが、上糸の調子の調節が難しく、下糸が「直線」のまま。うまく調節すれば直線縫いなら表の上糸も裏の下糸も「点線」になるはず。

あれこれ試して上糸を抜いてから通し直したり、下糸のボビンホルダーを外してみて分かったのは、ボビンホルダーから下糸が出る部分の金具が錆びていたり、上糸のボビンの向きが時計回りじゃなくて反時計回りになるようセットされていたり・・・まあ、直接の原因とは言えないんですが、「時計回り」か「反時計回り」か、針に糸を「前から後ろ」に通すとか上糸、下糸を手前じゃなくて「奥に」出しておくとか単純なことだけど間違えると失敗になるポイントってありますよね。

最近、Youtubeで「ゆっくり労災事例」というのを見るのが好きなんですが、些細な横着や見落としが命取りになることが多いようです。

www.youtube.com

説明書をよく理解して説明書通りにするっていうのが割と大事。使えないという製品評価の多くが、実は説明書通りにできてないというのが多そうです。

レシピ通りに作ってないのに「レシピを見たのに料理がうまく作れない」に通じるものがあるように思います(^^;)

あちこちシリコンスプレー吹いたりしてどうにか使える感じになったかな。布送りだけは非力すぎて手で引っ張らないとダメかな。説明書では手で引っ張ってはいけない事になってるんですけど・・・おっと、一応、説明書に従ってみましょう。それでダメなら自分で何とかするということで。

ミシン糸を買ったんで、このコンパクトミシンでボビンに巻き付けてみましたが均等にできなかったです。もっと回転が遅ければいいのかなぁ。ハンディミシンの「ラフィ」でもボビンに巻くことができるはずなのでそちらでやってみようかな。あれはスイッチ押してるときだけ動くので。「プローザ」もスイッチのちょい押しで少しずつ動かすことはできるんですけど、それより「ラフィ」の方がボビン巻きはやりやすいかもしれない。
(追記訂正:)残念ながら「ラフィ」には糸巻き機能はありませんでした。

「プローザ」の方に電池2本かDC3Vで動く電動のハサミがオマケ付いてきたんですが、これが異様に切れ味鋭いです。電動のハサミって初めてですがこんなに切れるものなんですね。ちょっと怖いくらいヌルっと切れます。

つづき:20221008

「ラフィ」で「防虫ネット」の縁を縫いました。最近ナーフで遊ぶのでダーツ紛失防止のため目の細かい防虫ネットを使おうと。

しかし色々と問題が・・・

まず電池ボックスの蓋が閉まらなくなってたんでダクトテープで抑えました。

次に布の裏側でリング状にする金具?がミシン針直下にあるようなんですが縫い終わりにひっかかって糸がなかなかはずれず布も外しにくい。なんとか外したときには縫い終わり部分の縫い目がかなりほどけてしまう。

ボビンの代わりに市販のスピンドルを使ったら縫っているうちにスピンドルホルダーの軸に糸がどんどん巻き付いてしまいに糸が繰り出されなくなって途中で糸が切れる。これ最初はほんとに謎でした。ミシン針が縫っていくうちに糸が引っ張られてるだけなのでそれに従ってスピンドルが回るだけのはずなのに・・・?

推測ですが、たぶん勝手に余計にスピンドルが回ってしまうんだと思います。

ボビンの場合はスプリングがあって下から押し上げてボビンホルダーの先にあるストッパーのような部分で抑えられてボビンの回りすぎを防ぐんだと思います。

スピンドルの場合は付属のスピンドルホルダー(軸)が今回使ったスピンドルよりかなり長くてスプリングがあってもストッパーで抑えられないから勢いでカラカラ回るんでしょうね。

ゴムのOリング、スチールのスナップリングはセットで持ってるのでそれをストッパーにすれば次は対策できるかもしれない。

そして、防虫ネットの網の素材が弱すぎて、布送りのギザギザの金具でボロボロになる・・・これは縫う前にクリップを併用してしっかり折り目をつけて浮きにくいようにしたら起きにくくなりましたが、簡易網戸みたいに縫う生地を挟み込んで折り目が付けられる紙のような布のような素材が欲しいと思いました。薄くて滑りが良くて布のように破れにくい素材って何ですかね・・・ダクトテープで挟んでから縫ってみたけど粘着剤の悪影響で縫いにくくなりました。やっぱり布で挟むのがいいのかな・・・別珍っていうのかな。