Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

7インチ電子書籍端末「E-book(仮)」 (その1)

電子書籍リーダー 7インチ 4GB内蔵 動画・静止画・音楽再生対応 大容量バッテリー搭載タイプ


eye-reader LITEじゃなくてこっちを買っちゃいました。実際の購入はヤフオクで。もう少し安く買えました。


何と呼べばいいのかシステム情報では「メーカー名 RockChip、製品名 EBOOK、メーカーバージョン番号 V1.0.5」なので「E-book(仮)」とします。


手に持った感じ、たしかに軽い薄い、です。でも左手に持って色々やってたら(5-10分?)やはり手が疲れてきます。でも先日は返却期限が迫ってたこともあって「天地明察」のハードカバーを電車の中で読んだくらいなので実はそれほど問題にならないかな。


電源ボタンを長押しで起動。起動は前に買ったAndroid端末と違って数秒。ainolのMPxプレイヤー(MPxP)と同様です。

インターフェース

非タッチパネルで全てボタン操作です。拡大(縮小)、回転、スクロール、ページ送り、メニュー項目の選択がボタンでダイレクトで行えるのは個人的にはありがたいです。


でも細かい部分がなぁ・・・動画や電子書籍、音楽などコンテンツ再生からメニューにダイレクトで戻れるボタンがないので「戻る」ボタンを押しまくりです。


ボタンの感触もあまり好きじゃありません。ainolのようなカチカチじゃなくて安物のキーボードみたいなペコペコな感じです。

目が疲れる液晶画面

液晶は・・・メニュー画面を見たときはあまり感じなかったんですが白と線画のコミックのjpeg画像を表示させたらやけに目が疲れる・・・こういうのを視野角が狭いといっていいのかな、体の正面に対して水平に持って「縦」表示させた場合右目に見える明るさと左目に見える明るさがかなり違います。つまり液晶の本来の向きで言うと右目には液晶の上の方から見た状態が、左目には液晶の下から見た状態が見えるわけで・・・。この明るさが相当違います。これは疲れるかも・・・。左右の目に感じる明るさが均一になる角度がかなり狭いように感じました。


ainol V6000HDVのIPS?より疲れるのはもちろん(ainol V6000HDVの画面は小さいせいで視野角の狭さがわかりにくいのかも)以前買ったAndoroid端末「iRobot」?(http://d.hatena.ne.jp/tma1/20101018#p1)より見にくいかもしれない。多分、液晶画面の質や視野角は同等ですが「iRobot」?の方はタッチパネルのガラス面があるせいか見やすくて鮮明な気がします。「E-book(仮)」の方はマットな液晶画面がむき出しです。これで電子書籍を楽しむ???可能だろうか?(^^;)


「横」表示の場合は明るさの違いは左右ではなくて上下の角度で著しくなるので、左右に横に並んでいる人間の目には見やすく感じます。

電子書籍と画像

でも横表示でちょうどいいのは英文など横文字表記のPDFかTXTかな。JPEG画像を拡大してボタンでスクロールさせると移動量少なくて「Please Wait」のメッセージが頻繁に出ます。しかも拡大はx2とx0.5だけかな?JPEG画像自体は回転表示機能のないainol向け縦の画像を横向きに変換してあるので「E-book(仮)」で縦表示させると横幅で調節されて全体が表示されます。

電子書籍にもレジュームがある

PDFやTXTファイルはどうやら閲覧履歴にも残るしファイルを開くと前回表示したページが開くようです。

PDFを拡大表示しても整形表示されない

どうも画面を拡大表示しているだけのようでテキストも画像も端が切れて表示されるのでスクロールさせなければなりません。


TXT形式は端で折り返されます。拡大もそれぞれ動作が違ってPDFは画像と同様x2、x1、x0.5の三段階。TXTは4段階ありました。


画像は回転ボタンで90度ずつ360度回転できましたが、電子書籍はデフォルトの縦と横の90度回転しかありません。しかも横はページ送りボタンが上に来る向きの横なんですよねぇ。何か間違ってる気がする(^^;)動画はその横向きのみで回転なし。


縦と横で同じボタンを押した時のページ送りの方向を統一しながら縦表示重視で右手でページ送りボタンを操作するとなるとこの向きと配置なのかもしれません。

青空文庫のルビ表示非対応

拡張子を.txtから.zbkに変えてもルビ表示できませんでした。まぁ青空文庫はケータイ(812SH)で読むから良いです。それよりもPDFが整形表示されないのががっかりだなぁ。

動画

ainol V6000HDVで使っていたmicroSDカードを使って中の動画も概ね表示できるんですけど、中に結構「File Format Error!」で表示できないのがあります。何が違うのか調べてみないと。
追記:再生出来なかったのは「PowerDirector8 Ultra」でエンコードしたSony PSP用プロファイル「PSP-MPEG4 AVC」(H.264)のものでした。本体に「カールじいさん」の一部が高画質で入っているんですがそれは私も使ったことがある「3GP_Converter051103」でxvidエンコードしたものでした。解像度は848x480。約4Mbps。XVID互換性が高くていいですよね。


縦横比はフルスクリーンとオリジナルのアスペクトのみ、それに加えてオリジナルサイズ表示があります。シークは時間指定かページ送りボタンでainol V6000HDVよりは使いやすく確実に動作するように思いました。


レジュームはあります。それとSmiledownloaderでDLしたニコニコ動画のmp4は問題なく再生できました。

音楽

私個人はこれで音楽を聞くつもりはないので簡単に動作させただけですが・・・

サンプルの音楽データがおかしい

イヤホンの左側で音が割れているような妙な音が入っていたので不良品か?と思って手持ちのmp3ファイルを入れて再生してみたら何ともありませんでした。ただ曲の頭にプチノイズ入ります。

今回のまとめ

まぁ実際に買ってある程度使ってみないと、他人のレビューを見ただけでは分からない部分は多いもので、操作性や実際のレスポンスなどは伝わらないでしょうね。個人的にはこれは微妙でしたがこれで良いという人もいるでしょう。


これはもう少し使ってみるつもりではいます。届いたばかりだし訂正するところもあるかも。


そうそう、同梱のACダプター、ainol V6000HDVにも使えました。2mm径かな?色々ACアダプターは持ってますけどこの極細のはまだ持ってなかったんですよねぇ。


iRobot」?用に買った7インチ用合成皮革カバー、ぴったりです。左下のバンドが「7」のボタンにかかってしまうのが難点ですが、ボタンを押しこむほどではないので問題になってません。