ニコニコ動画で見てます。「CRYSIS」「CoD4」については以前にも書いたことあるので割愛しますが・・・ムスカ・・・ｗ
「Bioshock」もグラフィックが綺麗。水の表現など良くできてました。人物のオブジェクトはややコミカライズされていてリアルというよりも時代設定にマッチした60年代アメリカのイラストやコミックブックから抜け出たようなデザインでした。建物やガジェットも60年代アメリカ風。自販機へのこだわりが特に良いですね。昔のベンダーマシンって愛着の湧くデザイン。アンティークで高値を呼ぶのも良く分かります。
海底都市の話でもありSFと呼べそうな点もあるんですが、狂気とグロテスクの充満した閉鎖空間で「アリス・イン・ナイトメア」のようでした。ちょっとネタバレになりますが・・・印象に残ったシーンがひとつ。Ryanが主人公に自分を「殺せ」と命じる場面。
主人公は一応人間なんだけど遺伝子や記憶など色々いじられていてある種の指令に逆らえないロボットのような面を持ってます。Ryanはそれを知った上でわざわざ自分を殺させるわけですが、自らの意思で行動を選択できない主人公を奴隷と蔑みます。Ryanには別の命令を実行させることもできたのに自分の死を自分の意思で選んだ訳で自由を尊んだ結果でしょう。自らが作り上げたRaptureという海底都市は住人は既に狂気に冒されシステムも他人に乗っ取られようとしており、人手に渡すくらいならと心臓部を破壊してしまった直後ですから無理心中といったところ。
