OPA637BP届きました。8個。表のプリントは丸R付のBBマークとデバイス名OPA637BPが茶色でロット番号のみ白文字。ロット番号は全部同一。裏には「PHILS」で真ん中にはアンダーライン付の英数字がC02、C10、G04、H18・・・などと個体ごとにユニークな番号のようです。2005年製。
ちなみにOPA627BPも表のプリントは丸R付のBBマークとデバイス名OPA627BPが茶色でロット番号のみ白文字。裏には「PHILS」で真ん中にはアンダーライン「無し」の英数字が個体ごとにユニークな番号として付いています。2004年製。
実はebayであまりに安かったので(Digikeyの1/3)贋物だったらどうしよう?と不安なのですが・・・見た目怪しいのはBBマークが枠線を含めてややチャチな感じで左右が不均一な感じがします(^^;)が、裏の刻印はOPA2134PAと比べても小さくて精密な感じがしてこれまで使ってきたOPA627BPと同じようなので、本物だろうという気はしています。
BrownDogに注文した変換基盤が10日以上過ぎてるのにまだ届かないので、OPA627BPが付いてる変換基盤から外して、接点No.1を塗布してから装着。電磁波吸収テープを使い切ってしまったので、あとで動作確認が済んだら3Mの銅箔テープを貼ってその上からfo.Qを貼ることにします。
OPA637BP(正確にはエコ対策品のOPA637BPG4)とOPA627BPの違いは
スルーレート | セトリングタイム | ゲイン帯域幅 | |
---|---|---|---|
OPA627BP | 55V/μs | 550ns | 16MHz |
OPA637BP | 135V/μs | 450ns | 80MHz |
となっています。他は一緒のはず。
追記:あー、イヤなことに気が付いちゃいました。OPA627: Unity-Gain Stable、OPA637: Stable in Gain ≧ 5ですって・・・げげ。もしかしてI/V変換にはそもそも使いにくいかも・・・。(2007/01/31)
動作確認なのでついでにI/V変換もOPA2134PAに全部変えてしまい+LPF OPA637BPの組み合わせでやってみましょう・・・
ただの動作確認なんで音の評価は後日に譲りますが、I/V変換 OPA2134PA+LPF OPA637BPもいいです。数時間ほどXLOのburn-inをリピートで流した後で「テッカマンブレード」聞いてますが、このまま前の構成に戻さなくてもいいですねぇ。オペアンプについてもエージングの意味はあるんでしょうか。既に結構いい感じなんですが。
くどいようですが手持ちのオペアンプの比較表。
スルーレート | セトリングタイム | ゲイン帯域幅積 | 雑音密度 | |
---|---|---|---|---|
OPA627BP | 55V/μs | 0.55μs | 16MHz | 10nV |
OPA637BP | 135V/μs※ | 0.45μs | 80MHz※ | 10nV |
OPA2604AP | 25V/μs | 1.5μs | 20MHz | 15nV |
OPA2134PA | 20V/μs | 0.7μs | 8MHz | 8nV※ |
AD823AN | 22V/μs | 0.35μs※ | 16MHz | 16nV |