Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

KHC SIG SAUER P228 チューン その2


バレルアッシーのスプリングの一番固いのをさらに一巻き分カット、またもう一本の細いスプリングを一巻きカットしてみたら、若干だけどさらにトリガーが軽くなりました。


またテイクダウンレバーの反対側にある大きめのマイナスネジが空回りするようになってしまったので、ネジの頭が入る窪みにある出っ張り部分をルーターで削りました。このマイナスネジ、元々はセーフティーの役もしていたのではないかと思います。もしくは設計段階でマニュアル・セーフティーを付けるかどうか決められなかったとか、ネジの長さの方で解決することにしたとか?


このネジ、長さが十分にあれば締めることでテイクダウンレバーと共にバレルアッシーを左右からしっかり固定することができるだけでなくトリガーを止めることができるはずです。が、いじる前の状態では出っ張り部分が邪魔してネジが届きません。


なんだかネジ山が削れているようにも見えるし、中古で届いたときにも締まってなくて浮いた状態だったので前のオーナーがセーフティー・レバーと一緒にセーフティーのかかった状態で無理に引き金を引いて削ってしまったのかもしれません。


半月形とCの形の凸状部分を削ってマイナスネジが締まるようにしました。


試しに撃ってみると、集弾性がかなり良くなり、標準よりちょっと悪いレベルになりました。(20発中黒円の外には1発@3m立射)良く考えてみるとこのKHC SIG SAUER P228、バレルの固定はバレル・アッシーの固定であってスライドには依存していないのでスライド無しでも発射できます。これまではテイクダウンレバー・パーツの固定ネジ(テイクダウンレバーは無可動)だけで左側から固定されていたので発射の衝撃でバレルがぶれていたのかもしれません。左右からフレームに固定することで安定するようになったのではないか?と推測します。


もしかしたらこれでタイトバレルの効果もちゃんと表れるかも?


トリガープルの方はまだまだ改良の余地ありです。シングルアクションでハンマーをコックした状態から引くトリガーが全然軽くないですから。