今回はかなりの部分まで分解しました。分解しなかったのはインナーバレルが組みつけてあるアウターバレル兼チャンバー・アッシーとハンマー・ストラットが細いピンで留めてあるハンマー本体くらいなもので他はピンもバネも抜いてバラバラにしました。
内部のパーツはほとんどダイキャストでした。定価が6千円近くしただけのことはあります。パーツを歯ブラシで擦ってシリコン・スプレー吹いたり可動部のピンなどにシリコングリスを塗りまくりました。組み立て後、トリガーが軽くなりました。
しかし、中古ならではの不具合を発見してしまいました。まずインナーバレルを固定している四角いダイキャストパーツがあるんですが片側の側面に穴が開いていてこの側面をスライドするパーツがそこで微かに動きが悪くなります。トリガーを引くたびに動く部分なので少しずつ削られて穴が拡大しているのは間違いありません。いまもインナーバレルに当たっていますが、やがてそれも削るようになるかもしれません。
それとハンマー周辺のパーツをフレームに固定しているネジが二つありますがそのうちのひとつメインスプリングの近い小さめのネジの周囲のフレームに裂け目がありました。今のところネジは止まっていますがこの部分のフレームが完全に壊れたらハンマー周辺のパーツはネジひとつで固定されることになり、発射の衝撃で動き出すことが予想されます。
どっちも厄介でどうしてよいやら。一応ダイソーで金属パテを買ってきてあるのでそれで補修をしてみるつもりですが・・・耐衝撃性に強いかどうか・・・。
また、セーフティー・レバーを押し下げてもトリガーを引くとハンマーが落ちてしまっていましたが、分解して仮組みしてみたらちゃんとトリガーが動かなくなりました。どうやら前のオーナーが組み立てをミスしていたようです。・・・って、完全に組み立ててみたらまたセーフティーが効かなくなってました(^^;)左側のグリップの組み付けはハンマーをコックしてセーフティーを効かせた状態で行うべきなのかもしれません。
まぁトリガーが劇的に軽くなっただけ良しとします。