- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/01/27
- メディア: DVD
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2時間半以上の大作なんですが、こちらは時代が違うというかなんというか「バルジの戦い」を題材にしてはいるもののフィクションといった方がよさそうです。
「パットン大戦車軍団」と同じで砲口を細工したM47パットンII戦車がケーニヒス・ティーゲル役で出てきます。数が多いので、この「バルジ大作戦」の方を「パットン戦車「大」軍団」とでも呼びたい気がします。迫力はあります。
しかし・・・撃たれた兵士はいったんバンザイして声も無くバッタリ倒れるか、ドイツ軍の歩兵はほとんど例外なく女のような悲鳴(しかも同じ声の使いまわし。演出で後から付けたのかも)を上げて倒れます。(「パットン大戦車軍団」では行軍中に待ち伏せで砲撃を受けたドイツ兵の役者が爆風の表現のためいったんひざを曲げてジャンプして前転して倒れるのが丸分かりという演技もありましたが(^^;))
DVDには5.1chの音声も収録されていたのでRSJ-HP680で聴きましたが、戦車の走行音はサブウーファー効きまくりで振動も良い感じでした。
OVERTURE、INTERMISSION、EXITと劇場での上映と同じ静止画のみの幕間で音楽が流れる部分も収録されていますが、音場は明瞭なピラミッドをなしていて各楽器の分離と定位も良好でした。音質にこだわらずに定位による空間表現や立体感を楽しむには音楽鑑賞でもRSJ-HP680で十分かもしれないと感じました。もしかしたらドライバーを質の良いものに変えたりハウジングやバッフルに細工をすることで音質が良くなるかもしれません。