Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

SONY CDP-555ESJ


中古で購入しちゃいました。ONKYO C-711MLTD(改)を重くしようかと考えていまして、リファレンス用に重量級の物が欲しいなと物色していたんですがSONY CDP-555ESJの都合の良い出物がありましたので思い切って購入しました。


さすがに12.6kgは強烈ですねぇ。うちのAVアンプmarantz PS5400の12.5kgと合わせるとうちのいい加減なラックに載せたら土台から崩壊しそうに思えました。それで上述のワイドTVが2-30kgほどあったのでそれをどかしたTV台の上にパインの合板を地震対策用の粘着マットを付けて敷き、その上に置きました。それで不足であれば合板を2枚重ねして間に制振材を挟もうかと思います。


さて、CDP-555ESJとC-711MLTD(改)をPS5400につなぎ、そのプリアウト出力をHA-1Aに送り、ER-4Sで聴き比べることにしました。


その前にまずCDP-555ESJのヘッドホン出力を試してみました。ER-4Sに6.2φ->3.5φアダプタを付けてCDP-555ESJのPhone出力に。うーん、やっぱりうちのHA-1Aと比べるとつまらない音です。とはいえ、うちのは真空管、ヒューズ、電源ケーブルを交換しているのでノーマルのHA-1Aとは一味違いますので。


次にアナログ出力を。FIXEDとVARIABLEがありますが、FIXEDの方が良いのではないかと思ってFIXEDで。確かに無改造でこういう音が出るのはさすがです。多少手を入れただけのC-711MLTD(改)のアナログ出力では相手になりませんでした。


次に多少?のハンデを付けるつもりでC-711MLTD(改)の光デジタル出力をPS5400で受けさせたところ・・・まぁ予想通りというかC-711MLTD(改)+PS5400のDACの圧勝でした。解像度、情報量が全く違います。C-711MLTD(改)に載せた高精度クロックの恩恵もあるでしょうし、11年を隔てたDACチップの性能が段違いでしょうから。


CDP-555ESJのDACSONY CXD2562(1ビット方式。詳細不明)、PS5400の音声用DACは型番不明ですが(シーラスロジック CS4272辺り?)192kHz/24bit。


今度はCDP-555ESJの光デジタル出力をPS5400に送ってやったら・・・なかなか良いです。これでクロック交換とか手を入れたらどうなるんでしょう。分解してみたいところですが、今のところは抑えて・・・壊さないようにしばらくC-711MLTD(改)をさらにチューンするためのリファレンス機として働いてもらうつもりです。


それにしても、半ば予想していましたがそれなりのD/Aコンバーターがあってデジタル出力するためのトランスポートとして使うなら、中古のC-711MLTDなどを入手していじるので十分だと思いました。


改造しやすいし、ピックアップがまだ入手可能(最近、CDパーツマンにKSS-240Aが入荷しましたので注文しました)です。どうせ最終的な出力として同程度の質の音が出せるなら、小さくて軽いほうが良いと思います。


ちなみにうちのC-711MLTD(改)でプチノイズが出るCD-R、CDP-555ESJではほぼ問題なく再生できました。それと、詳しくはまた後日にしますが、元のCD、音楽用CD-R(maxell)、一般用CD-R(太陽誘電FX)で音の違いが分かりました。音楽用CD-R(maxell)、一般用CD-R(太陽誘電FX)の違いが意外と大きい。マーラーの5番で音場の広がりが違うと感じます。音楽用CD-Rでもものによっては一般用とは質が違うというのは本当だったんですね。