Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

C-711MLTD小改造(20060622)の評価


電源平滑用コンデンサ25V2200μF*2に25V2200μF*2とMUSE KZ 25V1000μF*2を並列で増設して、容量合計で10800μF、主基板上では直列のようなので実効容量5400μFにして、ドライブ用基板上の電解コンデンサをリーフ・スイッチ傍のもの以外の5つを交換してからhttp://d.hatena.ne.jp/tma1/20060622#p1まだ3日目ですが、http://d.hatena.ne.jp/tma1/20060612#p1でNichicon MUSE FGの25V2200μF*2、Nichicon MUSE KZの50V47μF*2、BlackGate DCの16V220μF*4、双信ディップド・マイカ 22pFを付けてからもほぼ14日以上経ちましたのでそれも含めて評価など。


ドライブ基板上のコンデンサ交換により期待した効果は残念ながらあまり顕著ではありませんでした。「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 OST 輸入盤」は再生できませんし、「DEBUSSY LA MER, DUTOIT/MONTREAL 輸入盤」のDisc2は音跳びもしくは音声の途切れがあります。そのときトラック・カウンターは止まってしまっています。エラー訂正を行うプロセッサ周辺も見た方が良いかなという気がしてきました。


ただ、ひょっとして・・・と思って「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔 OST 輸入盤」を三菱アゾの音楽用CD−Rにコピーしてみたら再生できました(^^;)メディアに些細な物理的不具合があるのかも知れません。原盤で問題ないSONY CDP-555ESJは古いのに読み強いなぁ。ピックアップ交換されて1年以内という修理戻り品中古を入手できて良かった。


響きが豊かさを増し綺麗になった感じがします。美音系ホールトーンとでもいうか。HA-1Aの真空管の組み合わせでも変わるかもしれませんが。


エージングの過程では、ティンパニーやドラムなどが威嚇的に聞こえたのですが、これはやや収まってしまったような気がします。あれはあれで好みだったんですが。こちらの耳の慣れもあると思います。聴き慣れない響き方をすると分かりやすいのですが、慣れてしまうと。


強勢で響いている中でも小さい音がマスクされず聞き取れるのはBB OPA627BPのおかげかも知れません。ONKYO C-711MLTDでも多段DACDPF-7002を改造したときのようなCDを再生するたびに喜びを感じるというレベルになってきました。


DPF-7002->HA-1A->ER-4Sの組み合わせで楽器の質感が分かるというか響きにリアリティーを感じた時期があって、あれにも近ずいたという気もします。が、DPF-7002の音の印象もCDとして動作しない今では美化されている可能性大ですので、この夏は何とかDPF-7002をCDPとして動くように修理したいと思っています。