Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

備長炭を試す


近所で100g=64円の備長炭があったので200g(枝状のもの2本)買ってきました。備長炭も電磁波を吸収するという説があるようで・・・。輪切りにしてシート状に並べてみようかと、ドレメルのカッティング・ホイールで切りはじめましたが・・・炭の粉が・・・。密閉した部屋ではないので粉塵爆発の恐れは無いでしょうが、飛散する炭の粉で部屋が汚れます。


洗面器に水をはって濡らしながらやってみると・・・炭の粉を含んだ水が飛びます。まさに墨。本物の墨と違ってニカワは含まれてないのでサラサラしてますが、手や顔、ドレメル本体が真っ黒です。おまけにトランスで110Vに昇圧して使っているせいか本体が熱いです。もしかしたら炭の粉が悪さをしているのかもしれません。回転数は半分以上まで上げているので切れることは切れますが、1cm厚の輪切りを5個作る間にカッティング・ホイールが2枚ダメになりました。


かけたわけではなくて、ネジで固定している軸の穴が広がってホイールを固定できなくなってしまいました。後で考えると、回転数を最大にすべきだったんだろうと思います。


何とかできた輪切りをポリ袋に入れてモデムの上に載せると・・・うーん?ノイズの音が変わるような。でも減るわけではないし・・・。袋をのせたり取ったり、シャーという音が増えることに気が付きました。


何故?と思ってネットで調べてみると・・・備長炭は電気を通す導電体、なので電波の遮蔽が可能。磁波は防げない・・・と。なんですと?早速テスターで抵抗を調べてみると、大体3Ω位。確かに電気を通しますね。てことは、さっきのノイズは二次輻射ってやつでは?粉をシート状にして覆うなら遮蔽も可能でしょうが、輪切りのような状態や棒状の備長炭をノイズ源のそばにおいても電波を吸収するどころか新たなノイズ源になるのは道理かと。


それと備長炭の切断の仕方は、鉈(なた)か斧(おの)、それかダイヤモンド・カッターなんだそうです。試しに古い包丁の背をカナヅチで叩いてみると、確かに粉も散らずに割ることはできますが、厚みの均一な輪切りを作るのはこれでは無理です。まあ、輪切りを作っても無駄のようだということは分かったのでいまさらどうでもいいですが・・・。


やれやれ、輪切りや適当に割った備長炭はお茶のパックにでも入れて靴の消臭剤にでもしましょうか。出費は128円だったから痛くも無いですが。