Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ナーフ「スター・ウォーズ ジン・アーソ ブラスター」 更新:20230908

「ナーフ スター・ウォーズ ローグ・ワン ジン・アーソ ブラスター」

グロー・ダーツを銃内部で蓄光させて発射するものらしいので買ってみました。

楽天のショップで5680円でした。発売時、アメリカで$50だったらしいので高くはない印象。当時の日本国内の価格を知りませんけど(^^;)

タカラトミー時代のパッケージで日本語説明書が入ってました。

ナーフ・ブラスターとしては大きな部類で、重いなと思ったら単三電池4本入ったままでした。使用期限「07-2019」w

「©2016」ともあるので、2016年頃発売の製品でしょうか。

液漏れして無くてよかった・・・そのままトリガー引くとバレルとフロントサイトの後ろ側に緑色の光が銃口に向かって走って発射音がします。

アクセレーショントリガーを押したけど、内部で発光しているもののモーターの動作音がしない・・・

電池が古いせいかと思って新品に替えましたが・・・やはりモーターは動かない。トリガーを引くと音と光は楽しめるけど、これじゃコスプレの小道具にしかならない(^^;)

アクセレーショントリガーでモーターが動作するには、多分、マガジンが挿入されていることと、ジャム解消ハッチが閉じていること。

それでも動かない・・・うーん、ショップに連絡するか?それとも自分で直してみるか?と考えながら、在庫期間が長かったものは無理やり動かしてやると普通に動く場合があるので、フライホイールの先端までは押し込まれているスポンジダーツを指で押したり、マズルから長い棒を突っ込んでダーツを押し戻したり・・・してたら、モーターが動くようになりました。

一応、発射も確認したけど、弾づまりしやすいです。フライホイールの直前にゴムパッキンというかスクリーンというか仕切りがあるんですけど、これが一部変な変形をしていてフライホイールの動きを阻害しているような気がします。

後で取ってしまおう。

一応、発射できた感じでは山なりでどうにか4m届くという非力なブラスターでした。水平だと3mで床に落ちるかな?フライホイールに問題あるかもしれません。グリス塗りたい。

専用の「STARWARS」ロゴ入りグローダーツは6本付属。6本用マガジンもひとつ付属。

AliExpressでグローダーツが安かったので5月に購入した100本(追跡可能な配送の送料と合計して829円)と、少し前にAmazonで購入したナーフ純正の「ナーフ スター・ウォーズ グローストライクダーツ リフィルパック」(14本入り 1280円)が手元にあります。

蓄光フォームダーツ

UVライトで照射した場合、AliExpressで買った安いグローダーツの方が明るく長めに発光します。こちらを常用することにします。

20230905「グロー・ダーツ」_1 比較

発射音と発光、それと蓄光ダーツ発射・・・SFチックな雰囲気が出て楽しいですよw

「ローグ・ワン」また見てみるか。

デザインは同盟軍使用のA280ブラスターがモデルだという、Amazonのレビューを見て写真を探してみましたけど、製品とはあまり似てないですw
starwars.fandom.com
これは、「ナーフ ローグ・ワンシリーズ」?の単発ブラスター・ピストルのキャシアン・ブラスターの方に似てる気がします。

劇中ではジン・アーソが使っていたのはA-180というルガーP08に似ているブラスター・ピストルが印象的だったようです。
starwars.fandom.com

ボルトフォアードアシストノブっぽいモールドがあったりマガジン・リリースボタンが見覚えあったりで、M16とかM4系のアサルトライフルっぽさがあります。

長さからしてM4ピストルとか・・・「東京マルイM4パトリオット」が似てる気がします。それとMP5

東京マルイ M4パトリオット
「ナーフ ジン・アーソ ブラスター」


ニッケル亜鉛充電池で動くことが確認できたのでこれで遊ぶことにします。

アルカリ乾電池よりも若干電圧高めなのでフライホイールも元気よく動作してるはずですが、4m先に届かないし弾道バラバラ・・・ほんとフライホイール方式の電動ナーフはバラマキ用ですね。


詰まったときにマズル方向からバレルを覗いてみると、左側(写真だと右側)に寄ってるんですよね。

20230905「ナーフSWジン・アーソブラスター」_1 写真右側に寄って止まってる

上下にフライホイール

この状態のときにダーツを後ろから押すと結構ガッチリ何かに嵌ってる感じ。フライホイール自体は触ると簡単に回るのでフライホイールの手前で何かに挟まったダーツがフライホイールにブレーキを掛けてるような気がします。

気になってるのが「*」な感じに切れ込みが入っているシリコンの膜。触ると左側(写真だと右側)が変形しているのかマガジンクリップに向かってめくれているような感じを受けます。これが原因の一つだと思ってます。

20230906

分解してみました。この個体は電池ボックスが接着されてなかったので予想より簡単に分解できました。

20230906「ナーフSWジン・アーソブラスター」_1

重要なことではないかもしれませんけど・・・グリップのこの位置のネジ穴、普通、グリップカバーで隠しませんか?わざわざこの形状のグリップカバーをデザインして成形するってことはモデルにした劇中ブラスター(何か分からないけど(^^;))にもあったってこと?

20230906「ナーフSWジン・アーソブラスター」_2

気になっていたシリコンの膜。上が左側になり、ダーツが詰まるときは左側に寄っている。やっぱり表面が均等になるようなテンションで張られてはいないですね。

20230906「ナーフSWジン・アーソブラスター」_3

フライホイールのモーター周辺。モーターは接着されてるはずで、この個体にも表面がペタ付く透明な接着剤?が見られました。

20230906「ナーフSWジン・アーソブラスター」_4

ホイール表面にあるのは傷ではなくて、摩擦で溶けて張り付いたダーツの弾頭の一部のようです。指で擦ると薄皮のように取れました。

20230906「ナーフSWジン・アーソブラスター」_5

写真の右から左へダーツが送られます。(フライホイール裏(右側)から見たものなので実際は上下逆)

20230906「ナーフSWジン・アーソブラスター」_6

ホイール表面にダメージのような部分がありました。

正直なところ、何故弾づまりしやすいのか分解しても分かりませんでした。特別に不具合があるとは思えず。フライホイール式はみんなそうなんじゃないか?としか。トリガーをゆっくり引くと起きやすいという気はしてます。

マガジンクリップの両側で蓄光させるLEDはUV LEDのようでした。光が紫色。

20230906「ナーフSWジン・アーソブラスター」_7

「イーグルポイント」のハイダー?装着してみました。ダーツが引っかからなければまともに飛ぶし無いときより良いような気がします。うまく金属製シューティングターゲットに当たることもある。引っかかると・・・ダーツがでんぐり返しをしながら飛んでいきます(^^;)

グロー・ダーツですけど、これは撃たれる側から見るほうが面白いかもしれないですね。撃ってる側からだと・・・相当暗くないとダーツが光ってるんだか光ってないんだかよく分かりません。トレーサー使った蓄光BB弾の見え方とは全然違います。まああまり期待してませんでした。

20230907

相変わらず弾づまりがひどいので・・・ダーツが左(マズルから見ると右)に寄って固まるということは・・・

まず、分解してフライホイールをモーターの軸に深く差しました。通常フライホイールをどこまで差すのか・・・まあなるべくダーツが真ん中に来るようにだとは思うんですが現状では左に寄ってるわけだし深く差せる余裕があったのでより深く差して少し左寄りにしました。

ダーツが左によってもフライホイールの幅の中央に近くなるはず。

それから、ジャム解消ハッチ(ジャムクリアリングドア)を開けてダーツを押し出すプッシャー(突き出し棒)の動きを観察すると、どうも右に寄ってる感じ。これがマガジンクリップ内のダーツの右側を強めに押すから左に向いてしまうのかもしれない・・・ということで、プッシャーも現状より左に向くようにフレームの接触している部分を嵩増ししました。

20230907「ナーフSWジン・アーソブラスター」_1

ブリスターパックから切り出した透明な樹脂を折り曲げて瞬間接着剤(ロックタイト ピンポインターゼリー状)で固定。反対側のフレームの該当部分が接触して強く擦れてトリガーの動きが悪くなるのでその部分を削りました。

動作確認したところでは弾づまりしにくいようだし、詰まりかけても何とか出るみたいですが、まだ何とも言えないです。


最初に疑ったシリコンの膜ですが・・・、これも疑わしいですがこれが無いとダーツの先端がフライホイール手前で下向いちゃうんじゃないかな・・・?試しに取り除いてみないと分からないですが。

本当はダーツをマガジンからフライホイールにまっすぐ押し込むために、この膜の代わりにパイプかリング状のものがあればいいんじゃないかと思ってます。

20230908

「ローグ・ワン」見ました。
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 更新:20230908 - Blog:Neutron Star

やっぱり、これがジン・アーソのブラスターというのは無理がある(^^;)

この手のキャラクター商品は作品が完成する前に企画販売されたりするので、特に子供向けの玩具はこういう「全然関係ないじゃん」という商品ありますよね(^^;)

見たところ、キャシアンがゲイレン・アーソを狙撃するために使おうとしたり、ローグ・ワンに参加した多くの反乱軍兵士が持っていたのがこの「ナーフ ジン・アーソ ブラスター」によく似てます。

そしてナーフの製品としてはキャシアンがゲイレン・アーソを狙撃するために使ったモデルが「ジン・アーソ/キャプテン・キャシアン デラックスブラスター」というスコープと延長バレルもしくはハイダーとストックが付いた青いブラスターで「ナーフ スター・ウォーズ ジン・アーソ ブラスター」は本体だけの赤いブラスターという感じでしょう。
youtu.be

さらに小型なのが「ナーフ スター・ウォーズ キャシアン・アンドー ブラスター」という単発先込め式のピストル型のものというややこしいことに(^^;)これがA280っぽいですよね。


だから正確には「ナーフ スター・ウォーズ ジン・アーソ ブラスター」は「反乱軍採用ブラスター ベースモデル」の一種とでも呼ぶべきではないかと思います(^^;)


そして、ちょっといじった結果、フライホイールの回転を十分上げれば弾づまりしにくく、4m先のターゲットに当てることも割りと可能(^^;)

6発中2発当たる程度だし、ど真ん中のひし形を回転させることもあります。


フライホイールに窪みつけたい・・・そもそも実物見るまで戸車みたいにダーツの通り道に溝があるというか凹んでいると思ってました。

浅く凹みを付けたいな・・・幸い、電源入れれば高速回転するんだから耐水ペーパーを巻き付けたダーツとかで割と簡単に凹みを付けられそう。


ダーツに耐水ペーパー巻き付けて同時に二つのフライホイールを研磨する・・・のは、モーターのトルクが弱すぎて無理でした。両方に同時に接触した途端、止まっちゃう。

仕方ないので外側から一方ずつ、金属ヤスリと耐水ペーパーで回転を止めないように軽く触れるように研磨。見た目には分かりにくいですが指で触ると分かる程度に真ん中を凹ませました。

弾づまりしやすいのは相変わらずなんですが、どうも6本用クリップ(マガジン)に3本だけ入れてる場合は弾づまりしにくい感じ。(と思ったけど、そうでもなかった(^^;))

そして、弾道は左右のブレが減った感じ。たまたまかもしれないけど、2/3の確率で4m先のターゲット(約15x15cm)に当たる。

少なくとも悪化してないので良かったです(^^;)


弾づまりに関してなんですが・・・プッシャーの突き出し量がもっと多ければ解決するような気がするんですけど、これが簡単にはいじれないみたいです。

ショートダーツも撃てないかと、「AF AEON PRO」のアダプターが入るように「ナーフ ジン・アーソブラスター」のマガジン挿入口の突起を少し削ったんですが、マガジンキャッチがまだ固定されません。これは「AF AEON PRO」のアダプターの方を削らないと無理かも。

その前にショートダーツも押し込めるようにプッシャーを延長して突き出し量を嵩増しできないかと思いながら内部構造を見ていたんですが、単純にプッシャーを伸ばしたらマガジンとダーツがぶつかって入らなくなるだろうし、可動域を増やすにはトリガーと同期して動く機構自体を改造しなきゃならないみたいだし。

ショートダーツを使用するときだけプッシャー先端に被せるカバーかアダプターか・・・ショートダーツ用マガジンそのものに、プッシャーに押される移動量をショートダーツに伝えてからスプリングで元に戻る仕組みを付けるとか・・・思いつくことはあるんですけど・・・


こ、これは・・・
youtu.be
スター・ウォーズ」に出てきそうw

これにスリムなサイレンサーのようなハンドガードを被せたら、キャシアン・ブラスターじゃないですかw