Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

HA-1Aの隙間について


今日、カインラボラトリーに電話で先日も書いた上記の件について質問してみたのですが・・・良く分からないとのこと。HA-1Aは部品の組みつけがいい加減で製造元に文句を言っているとも。で、自分で作業をやってみておかしくなっちゃったらこちら(カイン)でやりますとのことなので、最小限の解体でできるならやってみようと作業を始めたのですが・・・・


前面パネルを固定しているネジのうち上部の3つはフレキシブルシャフト付きのドライバを使ったり、短めのドライバの尾部を指で押さえながらラジオペンチで咥えて回す方式で簡単に外せました。


下部は裏から見て左のネジは外せてワッシャーも取れたのですが、右側は電解コンデンサ類が載っている基盤を外さないと難しそうでした。いっそのことできるだけばらそうかと思いながらネジの周囲を見たら、なにやら長めの六角のスペーサーがあってその先にわざわざワッシャーが挟まっていて正面パネルとのつっかえ棒のようになっていました。どうもフレームと正面パネルの間にあったワッシャーは偶然や間違いではなさそうです。


もしかしたら設計時には想定外だった問題を回避するために組み立ての段階で辻褄あわせをしているのかも知れません。それならと上部を下部にあわせるためにワッシャーを挟み込もうかと思いましたが、ネジは外したのにびくともゆるがず隙間もできません。もしかしたら粘着素材でシーリングしているのかも?それにワッシャーを入れたら下部と同じ隙間ができるわけでホコリが入りやすくなってしまいます。


ということで結局、現状維持で決定です。別に動作に異常があるわけではないですし。(無音時に気になるシーンというノイズ以外は)外してしまったワッシャーはセロテープでふちを挟んで差込みネジを締めてからセロテープを引き抜くことで元に戻しました。


もっと致命的な不具合が出たときに徹底的に分解することにして今のところは音を楽しむことにします。