今日は、残る出力管のelectro-harmonix社 EL84EHの２本をJJ ELECTRONIC社 EL84の新品と交換しました。
元から付いていたelectro-harmonix社 EL84EHもそれほど使っていないのでまだ使えるでしょうからとっておきます。よく見ると内部のグレーの金属プレートに擦り傷のような剥げやちょっとした焼けが見られますが・・・。ゲッター部分はまだまだ大丈夫です。
アルミのカバーはネジ穴がややずれていて、特に向かって右前方のひとつは開け閉めするたびにネジ穴が削れていきます。またカバーに付いている真空管の放熱のためのスリットは不織布（フローリング用ワイパーの換えシート）でホコリを拭くたびにひっかかるのでドレメルで面取りをしてやろうかなと思いましたが・・・試しに裏側でちょっとやってみるとドレメル恐るべし、アルミカバーなんかちょっと触れただけであっという間に削れてしまいました。適当なビットが分からなくて怖いのでシリコン・カーバイドの砥石で、裏側の指で触ってひどくひっかかる部分のみ削りました。
さて、いまのところ何の不具合もありません。特に音が変わったような感じも受けませんが、ウルトラリニア接続でボリュームを最小にしたままER-4Sで耳を澄ませているときのホワイトノイズが増してPCのHDDが動作したときのノイズが聞こえるようになった気がします。とはいえPCのノイズはほんの微かで、ボリュームを上げて普通の音量で音楽を聴いている分にはまったく分からない程度です。
気になるのは、右チャンネルからときどき聞こえていたノイズがどうなるかということです。冷蔵庫の動作とは関係無さそうです。またハムノイズといいましたが、本当はハムノイズでは無いかもしれません。少なくとも私の耳にはブーンではなくてシーンというような細い針金が震えているような音に聞こえましたので。
２時間ほど、CDをかけたり止めたままでER-4Sをしていますが、今のところ聞こえません。もう少し様子を見てみます。
