Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

戯言「充電池を使わせない理由についての妄想」

機器のメーカーが自社の機器に乾電池を使用するよう注意書きをし、充電池を使わせたくない理由をはっきりと書いてくれないので妄想するしか無いので個人的な妄想、見解です。

  • 普及しているニッケル水素充電池の電圧が低く(1.5V未満の約1.2V)瞬間的な起電力も低いせいで、機器(ここでは電動ブローバックエアガン)の性能を十分に発揮できないことへのクレームを受けたくない。(責任を負えない)
  • 乾電池型充電池の品質がバラつきが多く、そのせいで機器(ここでは電動ブローバックエアガン)の性能を十分に発揮できないことへのクレームを受けたくない。(責任を負えない)
  • 乾電池型充電池は過放電対策がないものがあり、過放電で使用した場合、性能劣化、使用不能などになる場合があるので、過放電対策の無い機器を製造販売しているメーカーとしては、その手のクレームを受けたくない。(責任を負えない)
  • また過放電対策のある機器や乾電池式充電池は一定の電圧まで下がってくると動作しなくなります。それは正常な動作であるのに異常だと勘違いしたユーザーからのクレームを受けたくない。(責任を負えない)

とかが主な理由じゃないでしょうか。アルカリ乾電池(一次電池)などならまともな新品なら1.5-1.6Vで揃ってるはずですし、消耗して使えなくなったら、消費者は捨てて新品と交換するでしょう。

ところが、乾電池式充電池(二次電池)をアルカリ乾電池のように動かなくなるまで使った結果、元のような性能に戻らず、充電不能、使用不能になることもあるでしょう。乾電池式充電池はアルカリ乾電池の数倍高額の場合もあるし一度の使用で捨てようと思って買うユーザーはいないはず。必ず、乾電池式充電池メーカーか機器のメーカーにクレームを言いますよね。

ですが、これは乾電池式充電池の特性に理解がないユーザーの使い方に問題があったわけでどちらにせよメーカー側にとっては責任を負えないクレームなわけです。

動作が鈍くなってきたと感じたら、使用をやめて充電すればいいんですが、小さな子供などは構わず使用し続ける可能性が高いです。だから、特に子供向けの電池使用機器には「必ずアルカリ乾電池を使用してください」と注意書きがあるのではないでしょうか?

また過放電対策のある機器や乾電池式充電池そのものに過放電対策があると使用中に一定の電圧まで下がってくると突然動作しなくなります。それは過放電を防ぐための正常な動作であるのに異常だと勘違いするユーザーが必ず出てきます。

あるいは乾電池式充電池の容量はアルカリ乾電池と同等かそれ未満のものが多いですが、容量が残っていても過放電対策のせいで電圧が下がるとアルカリ乾電池よりもずっと短い使用期間で動作しなくなります。これも正常な動作ですが、「使えない」「容量詐欺」「普通の乾電池の方がマシ」などと言われます。

実際、「普通の乾電池の方がマシ」な場合が多いので、最初から「必ずアルカリ乾電池を使用してください」って言ってるじゃん・・・って話になります。

つまり・・・機器メーカーの取扱説明書や注意書きに反することはあくまで自己責任で行いましょう。

ということです。