機動戦士ガンダムSEED DESTINY HDリマスター
#28「残る命、散る命」まで見ました。同盟国という名の隷下に置かれた国も戦う目的を共有できない戦争では望まない戦いを強いられますが、現在の日本のように自国の安全保障を他国に委ねなくてはならない場合も・・・考えてしまいますね。
これまではとても運が良かった。これもアメリカが戦後日本に高すぎる理想を押し付けたことを多少は考慮しているせいか。肝は「憲法」で戦争放棄を謳っており、それはアメリカのGHQ側の監督下で作られたのだということですね。押し付けではあっても70年以上の平和を日本にもたらした点は評価できると思います。
自己愛が強い自惚れ屋と言われるマッカーサーの晩年の、誇って良い仕事だと個人的には思います。
さて、本編についてですが
戸高一佐の決断はあの状況下で文民統制の制度下の軍隊にできる精一杯の抗議でした。実際にそのようなことがあれば、無能な司令官と叩かれ残された家族も辛い目に遭うでしょう。
キラは前作の終わりから引き続いて戦いを嫌いながらも状況により介入せざるを得ず、やむを得ない場合にも不殺の戦いを続けていますが、不殺の戦いというのは相手との圧倒的な力の差がある場合に限り、どうやらキラは自由に種を砕くことができるようで(この種、何だよ、これそもそも?有翼のクジラとか地球外知的生命体って最後までに出て来るの?)介入するときは圧倒的な強さを見せますが(思わず「RG フリーダム」買っちゃいました(^^;))、同様に覚醒して禍々しい力を振るうシンと正面からぶつかったときどうなりますか・・・
カガリ、彼女はひたすら気の毒(^^;)18歳になっとはいえ全く元首の器ではなく試練が続きますね。誠実だが無力(無能と同義)な政治家と嘘をつくが有能な政治家とどちらが良い政治家か・・・場合によるかもしれないものの私自身は多くの場面で後者だと思っていますが・・・、その意図は佳し、おそらく素質はある・・・成長すればこれらの経験を元に清濁併せ呑む有能有力な国家元首に成れるんじゃないかと思いますが・・・
私が考える「有能有力な国家元首」とは・・・やはり、のらりくらりと捉え所なく要所で相手に言質を与えず、自国の利益を最低限の犠牲で守ることができる・・・でしょうか?
決して、勇んで自国の軍に先陣切らせて同盟国の歓心を買うような者ではない、と思いますけど。
イメージとしてはバルトフェルドですかね。カガリはバルトフェルドに多く学ぶべきだと思いますがw
そういえば、西川貴教、また早死キャラをwwwハイネのアニキの思い出にHG グフ・イグナイテッドを買おうかと思うんですけど、安いのはイザーク機カラーですかね。
RG 1/144 ZGMF-X10A フリーダムガンダム (機動戦士ガンダムSEED)
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関係ないですが、↓のようなシリーズ物があったんですね、よく出来てる