デス・パレード
Huluで#01-02見ました。「地獄少女」みたいに死者（死んでいることに気づいていない）にデス・ゲームをさせて魂の転生か虚無落ちか裁定するというものなんですが・・・色々と奇妙に感じる点があります。
まず、この最初の続き物の２話で裁定者が誤審するという・・・「地獄少女」ならシーズンの途中で捻った回として出しそうなネタ。
そもそも死の危険のあるゲームを対戦させれば本性が出るというのも安直だけど、超常の裁定者なのに本心を見抜けず誤った裁定を下すなんて裁定の必要性もあるのかどうか疑問に思えてきます。こんな無能に誤った裁定をされて虚無落ち（「地獄少女」なら地獄流し）させられるなんてたまらないですねぇ。
そして、今回不公平ともいえる誤った裁定で虚無落ちになった妻のお腹には胎児がいたはずですけど、その胎児の魂は？全く言及されてなかったけど胎児には魂なんて無いと？
同時刻に死んだ死者をゲームに参加させたとか言ってるけど胎児には参加する権利はないと？
難しい問題ですけど、個人的には「魂」などというものは曖昧で胡散臭い人間中心の、それも喋ったり泣き喚いたり自己表現のできる者限定の特権みたいなもので・・・日々熱帯魚用にブラインシュリンプ（プランクトンの一種）を孵化させて余ったら流し台に捨てていると、プランクトンの「魂」のことを考え出すとめまいがしそうです(^^;)
まぁ何というか最初からツッコミいれたくなるアニメですねぇ。
