Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

色々

魔法少女まどか☆マギカ

#10-12見ました。うーん、なかなか感動的。「マイトレーヤ」の概念と「マトリックス」のネオや諸星大二郎の「暗黒神話」、それからもちろん「伝説巨神イデオン 発動篇」など思い出しました。


因果地平?の果てを背景にしたまどかとほむらの会話には泣けましたねぇ。


「すべての宇宙、時間で魔女を消し去る」という願いが叶えられたとき、まどかはまどかという個体ではいられず概念のようなものになってしまう・・・これをキュウベエのセリフで聞いた時点では分かりにくかったですが、過去や未来の?魔法少女が力尽きてソウルジェムがグリーフシードに変わろうとするときにまどかが現れてソウルジェムを消し去るのを見てなるほど、と。


むしろ、まどかは物理法則のようなものになったのだと。魔法少女が力尽きるとき、ソウルジェムは消え去る。それがすべての宇宙で、始まりの時から終わりの時まで変わらない永久不変、普遍の法則。まどかの願いは宇宙の法則も変え、インキュベーターたちのカルマの?エネルギーの集め方もまどかの願いが叶う前とは変わったし、その記憶を持つほむらに説明されなければそれに気づくこともなかった。


あえて観音力と呼びたいですねぇ。


そして感情的に言うならば、すべての魔法少女達と共にあり最後の絶望を打ち消す希望そのものになったと。


これは確かに数年、十数年にひとつくらいしか出ない強烈に印象に残るアニメになりました。


法則の変わった世界で呪いの凝集したものが、まるで仏教の神仏や行者のような姿をして魔獣(マジュウって、魔獣じゃないのか)と呼ばれるのは・・・魔法少女や特に「まどか」がかつての世界で仏教が担っていた役割に成り代わってしまったからなのか?

青の祓魔師 #01

絵は丁寧ですね。

キャラも時々3DCGなんですね。