Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

レインボー・シックス


今、3巻目を読んでるんですがそこそこ感情移入もできるようになってきて面白く感じてきました。ただ、どちらかというとエボラ・ベースの致命的なウィルスで人口を一挙に減らして地球の自然を回復させようという急進派の環境団体?の主張に共感してしまって(^^;)


しかし自然保護も突き詰めればそういう発想もあるかな?と思いますが・・・人類を絶滅じゃなくて一部残そうということだから、もしもそういう計画が成功しても早晩増えて分裂する人間同士が争って元の状態になるんだろうなと、諦念も感じつつ。だいたい計画推進派の中には回復した自然をディスカバリー・チャンネルを見る感覚で楽しもうという自然を結局エゴで利用したい連中が多いわけですから、大義も何もあったもんじゃありません。結局、どちらもエゴ。大量殺人で不要(と思う)人間を間引こうとする側のエゴの方が醜く大きい。


ところで1巻目で作者のミス発見。2つ目の事件でアルトマルクという警部が犯人を本名で呼んでるんですが、前後を見てもこの時点では犯人の偽名しか分かってなかったはずなんですけど・・・この作者、やっぱり人物の呼称に節操が無かったですねぇ。使い分けじゃなくて自分がさっき使った呼称を覚えていないだけじゃないか?と思ったりして(^^;)


分散して書いておいてまとめるときなんかにこういうことは起こりがちなのかな?などと思うんですがエージェントとかは気がつかないのかなぁ?それとも翻訳者のミス?