Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

DPF-7002改いじり


昨日に引き続き・・・というか、結局、寝損ねたので徹夜で文字通り「引き続き」(^^;)

下拵え


http://d.hatena.ne.jp/tma1/20061224#p1のDIP8 to SIL8アダプターを残り5個作りました。オーグラインのテフロン・ジャケットを剥くのに100円ライターで焼いたんですが、強めの火力で6秒くらい焼けば完全に焼けることを知りました。火力が弱いと内側が残って皮膜を除去できないです。


ただ煤やら燃やしたときの生成物の毒性が気になって・・・一応不織布のマスクはしましたが気休め程度。いまのところ、頭痛や動悸も無いし目の痛みや風邪のような症状も出ていませんが・・・身体には悪そうです。


追記:その後、空気が乾燥してきたこともあるのでこれが原因とは言い切れないんですが、鼻の粘膜がやられちゃって鼻をかむと鼻血がティッシュに付くし鼻の奥がツンツンヒリヒリします。(2007/01/13)


テフロン・ジャケットを除去できるケミカル・リムーバーなんてあるんでしたっけ。値段にもよるけど欲しいところです。他の線でもいいけど、ピンにラッピングするときの便利さは捨てがたいです。

調理


で、DPF-7002改の基板をあらためて見て、8個のDACに対して何でオペアンプが6個なのかと・・・うち両サイドの4個が差動I/V変換用でNJM4580Lが2回路オペアンプなので2×4で8回路。足元というか出口に近いの2個が多少ずれた位置にあるけど、それぞれL/Rch用のLPF回路用みたいです。


なので、試しにLPF回路のオペアンプを取り外してヘッダーピンをハンダ付けしました。ついでにLINE出力端子基板X25へのコネクタ直前の1/4W 100Ωの炭素皮膜抵抗(R129、R130)をDALEのRS-2B 3W 100Ω巻線抵抗に交換してみました。横幅が足りないので縦にする形で足を曲げてハンダ付けしました。R129の方は取り付けスペースがカップリングコンデンサに圧迫されるので足の形を工夫しました。


やってしまってからカップリングコンデンサの前のR197、R198とどちらを変えるべきだったか・・・とふと悩みましたが、後日これも変えてみることにして今はそのままで。

盛り付け


今回、交換するオペアンプが2回路2個分で済むのでOPA627BPを変換基板&ソケット化したものを付けました。装着するとヘッダーピン2段にソケット2段と盆踊りの櫓(やぐら)の様に不恰好です。多分、接触抵抗やら静電容量やら好ましくない悪影響てんこ盛りという気がしますので、いつかはOPA627BPを変換基板に直付けしてソケットを減らしたいと考えてはいますが。


電源側のオペアンプ2個も交換するとそれなりに音が変わってくるのでノーマルはNJM4558Dのものが、今日まではNE5532ANとOPA627BPだったのをOPA2604AP×2で。手持ちの最強セットです(^^;)

味見


まだ鳴らし始めて4時間というところです。最初はまた「千と千尋の神隠し」だったりするんですが、聴き始めはあんまり変わらないな・・・ピアノの音がひずんでるような気もするし、全体にクリアではなくなってぼてっとした印象だったので失敗だったか?と思いました。そのうち居眠りしていたらしいんですが、マゼール指揮の「惑星」の天王星で目が覚めまして・・・何、このホールトーン?と。


厚みというか体積というかマス(塊)というか量感というか・・・ちょっと音の出てくる位置が遠くなったようなくぐもった感じも受けたんですが、耳が慣れてくると?空間が感じられるのはOPA627BPのおかげでしょうか。なんか無理矢理サラウンド化しているような感じもして今のところ好みかどうか迷うんですが、もう少し聴いてみます。DALEの巻線抵抗もエージングで変わるような話もあるようですし。


千と千尋の神隠し サウンドトラック

千と千尋の神隠し サウンドトラック